暮らしをみつめる

Life is a journey. 旅と釣りをこよなく愛す。

2013-03-04 19:57:53 | 日記
弥生3月。



ここ静岡では、暖かで春を感じる陽気が続いている。



週末、寒さのため、雪国では、悲しい事件が起きた。

娘の命を守った父親の気持ちを思うと、とてつもなく辛い。




そんな事件も、信じられないくらい、ここは暖かい。






昨日日曜は、午後少し時間ができたので、釣りに出かける。



あまりに久しぶりで、

ノットのやり方を頭でかんがえたら、どうしても思い出せない。

少し不安がよぎる。



が、指先はしっかりと憶えていたので、難なく、結ぶ。


ほっと、胸をなで下ろす。




潮止まりの干潮時に、釣れるわけもないが、スミイカねらって、エギを投げる。


海も、海藻が、あちこちにゆらゆら揺らいで、ここでも確実に春は近づいているようだ。



そう感じるせいか、今日の海は、光に溢れていた。





肝心の釣りは、案の定、何の反応もなく、


早々撤退。



桜を愛でて春の喜びを感じていた日本人も、あの2年前の東北の大震災で、春先は悲しみを思い起こす季節になってしまい、そういうことが頭によぎると、切なくてやり切れないが、それでも、だれでもやはり、春を待っている。


春になったら、悲しいことも、嬉しいことも、いっしょに、そう、ごちゃごちゃに、

悲しいやら、嬉しいやら、そんな気分を皆で共有して、桜の花を愛でよう。




春はもうすぐ。


春よ、来い~松任谷由実~