暮らしをみつめる

Life is a journey. 旅と釣りをこよなく愛す。

旧白洲邸 武相荘

2017-03-25 13:42:08 | 東京
連休は、東京へ。

土曜の夜、アクシデントに見舞われたが、なんとか、復活。



日曜日、昼前に前から行きたかった町田にある旧白洲邸の武相荘へ出かけた。



白洲次郎・正子夫妻の旧邸宅。
現在は、記念館・資料館となっている。







農家を買い取り、自宅として手を加えて、暮らしていた。

お二人の美的センスが、農家の暮らしの中に見事に調和して、当時の生活ぶりをしばし想像できた。

ずいぶん前になるが、自宅を作る際に、エミーカトウさんのジャパンという本に触発され、古民家に、西洋スタイルと和のスタイルが融合したスタイルに憧れたことがあった。

バンコクのジムトンプソンハウスで、タイスタイルと西洋スタイルのミックスに魅了されるように、和のスタイルと西洋スタイルスタイルのミックスもまたオリエンタルだ。

結局、自宅の方は、古民家移築での暮らしは叶わなかったが、、。

さて、母屋だが、

入り口に素敵な壺と野趣溢れる枝ものが活けられていた。




残念ながら、中は撮影禁止。

外から、





中は、京都から持ってきた囲炉裏がある他、タイルも敷かれ、床暖房も入っていたらしい。

ならば、古民家でも寒さを感じることなく、不自由なく暮らせたろう。

黒光りする柱、備え付けの家具もどれも雰囲気があった。

たった4部屋だけであるが、じっくりと楽しませていただいた。

最近は、文化財として古民家があちこちで公開され、建物を見ることができるが、建物内部は、ボロボロだったり、何も置いてなかったりで、まあ、それはそれで楽しいが、ここの武相荘は、建物だけでなく建物内部のインテリアも楽しめるから素晴らしい。



敷地内はレストランとカフェが併設されていた。

その他、少し散歩した。







町田という場所だから、武相荘だけの観光はなかなか難しいと思っていたが、思い切ってでかけてよかった。



帰りは、西国分寺のカフェ、クルミドコーヒーで、水出しコーヒーをいただいた。

すっきりと美味しい。





このお店では、クルミも自分で砕いていただける。





ここが、駅前の人気店である理由がわかった。