毎朝通勤中、1階で犬を飼っているアパートの前を車で走る。
そこは私の「犬見学スポット」の1つで、
赤信号で少し渋滞している時なんかは幸運なことにその目の前で停車することが出来る。
観察開始!
そこは人が住んでいないんじゃないか?と思われるような
荒れ果てたアパートの一畳程の庭。
何年も犬は生きているから恐らく誰かが飼っているのだろう。
その犬はもちろん雑種。
(当然のごとく日当たりは悪いが)晴れている時は道路側のコンクリートの上に顎をのせ、
通る車たちをピクリともせず無表情に眺め、
雨の降る日はかろうじてある小屋の中で体をまるめて、これまた無表情に外を見ている。
そんな無表情のココの犬は毎日せこせこ働いている私たちを
「お前たちはまだ気づいてないのか・・・」という眼差しで見てくるので
もしかして私たちより何かを知っているのではないか?
あるいは何かが化けて犬となっているのではないか?
と勘ぐっていた。
ところがついに昨日の朝、化けの皮が剥がれた。
いつもジッとしていたその犬が、その日は勢いよく小屋から飛び出し、
それだけならよいが飛び出すとすぐに小屋の中へトボトボ入って行くのを!
しかもそれを数回続けていた。
その姿はまさに
ウキウキと犬小屋を飛び出す練習
そのものだった。
その犬の正体・・・それはただの少しヌケた犬だったのだ。
そこは私の「犬見学スポット」の1つで、
赤信号で少し渋滞している時なんかは幸運なことにその目の前で停車することが出来る。
観察開始!
そこは人が住んでいないんじゃないか?と思われるような
荒れ果てたアパートの一畳程の庭。
何年も犬は生きているから恐らく誰かが飼っているのだろう。
その犬はもちろん雑種。
(当然のごとく日当たりは悪いが)晴れている時は道路側のコンクリートの上に顎をのせ、
通る車たちをピクリともせず無表情に眺め、
雨の降る日はかろうじてある小屋の中で体をまるめて、これまた無表情に外を見ている。
そんな無表情のココの犬は毎日せこせこ働いている私たちを
「お前たちはまだ気づいてないのか・・・」という眼差しで見てくるので
もしかして私たちより何かを知っているのではないか?
あるいは何かが化けて犬となっているのではないか?
と勘ぐっていた。
ところがついに昨日の朝、化けの皮が剥がれた。
いつもジッとしていたその犬が、その日は勢いよく小屋から飛び出し、
それだけならよいが飛び出すとすぐに小屋の中へトボトボ入って行くのを!
しかもそれを数回続けていた。
その姿はまさに
ウキウキと犬小屋を飛び出す練習
そのものだった。
その犬の正体・・・それはただの少しヌケた犬だったのだ。