Feelin' Groovy 11

I have MY books.

タイムマシンは完成していた?

2008-09-18 | 
扉の文章に鳥肌が立った。


   これは世界で初めて「タイムトラベル」を成功させた
   十三人の少年たちが体験した実話をもとにした物語です。
   (『タイムマシン』日経BP社 アニリール・セルカン著)
        
       *時間のある方は立ち読みサイトへ


なんだって!?

そんなことは・・・聞いたこと・・・ない。
いつぅぅ・・・・・・いつの間に?

ってね。

少し考えればなんでもない一文だし、
レトリックであろうことは想像つくのだけれど
表紙を開けて、さらっと読んだときは感動した。


内容は
ある悪戯がもとで学校を退学になった少年たちが
タイムマシンを作るために再び集結し、努力する。
その経験が彼らの自信を回復していく・・・
という残念ながらありきたりなもの。

文章的に子ども向けぽい感があるが、
それでもこれは、親が読むといいんじゃないかと思った。
親の姿勢みたいな?そんなものが書いてあると思ったんだけどね。
(私ゃ、まだ子どもがいないから なんとも・・・適当ですがw

まぁここで万が一冒頭の部分が気になった方のために
ネタバレしときます。
(知りたくない方はこの先読んじゃダメっ!

         ↓
         ↓
         ↓

タイムマシンの公開実験は失敗したが
その経験をもとに作ったプラズマチャネルでノーベル科学賞を受賞した
マクブライト博士の演説より。。。

   「大人たちは、残念ながら、少年たちの力にはなれなかった。
    しかし、少年たちは、しっかりタイムトラベルを成功させていました。
    少年たちは、過去に戻って、それまで学んできた知識を総動員し、
    現在という時間に、せいいっぱい努力をし、自分たちの手で、
    未来を作り出した。
    そう、彼らの1人ひとりが、タイムマシンとなったのです!」
          (『タイムマシン』日経BP社 アニリール・セルカン著)
Comment    この記事についてブログを書く
« スピカ紅葉園 | TOP | 問題は・・ »

post a comment

Recent Entries |