早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

covacoに雨どいをつけないという選択

2018-07-06 | 家づくり
史上最速で梅雨明けしたかと思ったら、ここ数日、結局梅雨に逆戻りしたような雨が続いています。梅雨明け「したと見られる」は撤回でしょうか。
雨が続くと散歩に行きたい犬のように、ぼーっと庭を眺めて暮らしてしまいますが、それも悪くはありません。

ところで、我が家は新築の時に雨どいをつけませんでした。東京の家には当然のように雨どいがありますが、東京でも落ち葉が雨どいに詰まってそれを除去するのに一苦労だったのに、この落葉樹ばかりの森の中ではすさまじい闘いになるのではないか、と。もちろん、正解でした。昨年の落ち葉の季節、一日中落ち葉掃除するくらいでしたので、もし雨どいがついていたら即撤去していたと思います。そもそも、木の多い別荘地や雪で雨どいが落ちるようなエリアでは雨どいをつけないことも多いようです。近所の家は出入口の前だけ雨どいをつけていた形跡はあるのですが、今は取り外されています。やっぱり出入口だけでも大変なことになったのだと思います。

さて、落ち葉はOKとしても雨どいがないともちろん雨がそのまま屋根から落ちてきます。そして跳ね返りが壁を汚したり腐らせたり、デッキに直接落ちるとデッキが腐ったり、といったことがあるので雨どいは必要と言われますが、我が家の場合デッキより90センチほど先まで屋根が伸びているのでデッキに直接あたることはなく、また家の周りに砂利を敷いたので跳ね返りは最小限に抑えられています。また、砂利なので「雨だれ石を穿つ」ということにはなりません。

ただ、屋根に落ちるすべての雨が落ちてくるのですから、結構な水量です。大雨の時に水の行き場がなくなっていたので、ミニ暗渠をつくってみました。屋根から雨が落ちてくるところの砂利を除けて、その下の土を掘り水路を作成、砂利よりも大きめの石ころを詰めて空間を確保、その上に網をはって砂利を戻す。相変わらず手作り感満載ですが、これでも結構機能しているようです。時々、この青い網が顔をだしているのが玉に瑕ですが・・・。

ブドウの垣根

2018-05-18 | 家づくり
以前からやってみたかったことのひとつ、ブドウで垣根を作ること、を始めました。
本当はワイン用ブドウの苗を手に入れたかったのですが、ホームセンターでは生食用しか見当たらないのでよしとしました。まずはブドウであることが重要。そしてどうせならばうまく実った時に美味しいものにしよう、と、長野オリジナル品種のシャインマスカット(この苗高かった・・・)とデラウェア(こちらは育てやすいと書いてあったので選択)にしてみました。

お店にもよりますが、大体1000円前後で苗が販売されていて(シャインマスカットは2000円弱)4月初めではただの枯れ木にしかみえません。が、葡萄はまだ休眠中、ここからどこまで大きくなるのかが楽しみ、という状況で植えることになります。
植えた直後はこんな感じです。



それから2週間、もりもり?成長してくれています。こちらはデラウェア。枝を誘引する準備も万端。旦那が2×4を工夫して作ってくれました。上部の針金の間に伸びた弦を誘引し、もっと伸びたらもう一段上に針金を張ります。うまいこと垣根仕立てになるのか、これからが勝負です。


今朝見たら葉っぱが一部噛み切られている様子。犯人を捜しましたが見つからず。葡萄は害虫との闘いなので毎日目が離せません。1年目は実がならないので収穫はないですが、収穫できるようになるとハクビシンやサルとかとの闘いになるようです。そういえば、以前、義母が育てていた葡萄が毎日4房なくなっていたのですが、ある日サルの家族と遭遇したというオチがありました。

東御ではハクビシンにやられると聞いたことがありますがこのあたりでは何が出るのか?出来れば害虫との闘いのみにしたいところです。

続・庭づくり三昧 ~手作りの柵~

2018-05-10 | 家づくり
今年は久しぶりに五月病と無縁の五月を送っています。会社に行かないのですから当たり前かもしれませんが・・大学時代以来でしょうか。ただ、GW明けの業務に忙殺されている旦那を見ると、少しだけ五月病になっちゃいます・・・多分気のせいでしょう。

ところで、ゴールデンウィークの庭づくりの話の続きです。長野の家の周囲は東京のように塀を作る人はほとんどなく・・・ちなみに、軽井沢の別荘地は塀を作ってはいけない決まりもあるようで、浅間石の石垣のみ許されているとか・・・オープンです。もちろん、我が家も塀はないのですが、道路沿いで野菜を作ろうと思って土づくりをしているのに、宅配業者がそこを踏んで入ってきたりするわけです。
基本オープンなのでどこからでも入れるのですが、土づくりのエリアを歩かれると本人もズボッと埋まるし、こちらも思わぬところからウッドデッキに上がられてしまうので雨の日などデッキが汚れてしまいます。ちゃんとこちらの思惑通りのルートを歩いてくれれば、飛び石も作っているし、デッキには足ふきマットも敷いているのに、何故、黒いネコはここから入ってくるのだ~としばらく悩みました。

デッキの横にラティスを立てたりしていたのですが、それでも野菜畑候補地に入っちゃう人がいるので、紐を張ったりしていましたが、あまりにかっこ悪い。ということで、今回、ジャガイモを植えたのを機に旦那に柵を作ってもらいました。

じゃーん!


やる人にとっては普通なのかもしれませんが、私には思いつかない伐採木材の利用でした。うちの裏の方に転がっている木をいくつか持ってきて、ちゃんと長さをそろえて切断(この長さを計るところがえらい、私だと目分量)、麻ひもで結んで作ってしまいました。アルプスの少女のユキちゃんが似合いそうです。

実は、隣のご主人が、枯木を物色しているのを見ていたらしく「あれがどうなるのかなあと思ってたらこんなの作ったんですね~すごいですね~」と褒めてくれました。何を見られているかわからないので悪いことはできません(別に悪いことはしていませんが)。

GWは庭づくり三昧

2018-05-07 | 家づくり
ゴールデンウィークといえば、働いている頃は混雑する日本を脱出して海外旅行、というのがお決まりだったのですが、今年は久しぶりに家満喫!でした。まあ、私は300連休くらいなのでゴールデンは関係ないといえばないのですが・・・。

それはさておき、まだ霜注意報は出ていますので葉物野菜を植えるのは後日にして、樹木を植え始めることにしました。GW初日に町で「みどりの即売会」とやらが実施されていて、我が家は新築のお祝いをくれるというので選択した「山桜」をもらいに行きました・・・これがむっちゃしょぼくて選択ミスではないかとがっかりだったのですが。
その会場で無料の苗木を配布しており、せっかくなので整理券をもらいました。配布はその1時間後・・・その間にここで何か購入することを期待されているのでしょう。そしてその思惑通り、我々もブルーベリーとレンギョウを買ってしまいました。ブルーベリーは2メートルほどの高さだったのですが、我が家のパジェロミニに納まりそうだったので、ある意味衝動買いです。レンギョウは雪柳と合わせて植えたいなあと思っていたので〇。
そして、無料配布の苗木は・・・キレンゲツツジ、そしてその苗木よりも大きい泥まみれの白いツツジもくれました(泥まみれなので茶色いツツジでしたが・・・)。整理券を3枚もらってしまってたので計6本。レンギョウ以外の7本は予定外ですが、まあいいでしょう。あ、しょぼい山桜も合わせて初日に9本を植樹しました。

それから庭を眺めながらあーでもない、こーでもない、ここにあれが欲しい、目隠しに背の高い木が欲しい、等言い出すときりがなく、でもいい感じに長かったゴールデンウィーク、お天気もよく植樹祭にピッタリでした。初日に植えたキレンゲツツジ、いただいた時には何が咲くのかわからないくらい弱々しかったのですが、連休が終わるころには健気な黄色い花を咲かせていました。

そうそう、農業研修でもらってきた種イモも初日に植えちゃいました。芽がでるのかは?ですが芽が出るころには遅霜の被害もないくらいに温かくなっていることと思います。

ホワイトクローバーその後&ラベンダー植えてみた

2018-04-23 | 家づくり
先日植えたホワイトクローバーの種。ここ数日、温かい日が続いたせいか、一気に発芽しました。素人が植えただけあって偏ってるのなんのって(笑)激しく密集しています。まあ、これを間引きするなり移植するなりしていけばいいのだと思いますので、まずは発芽して一安心です。先週金曜日には近寄ってじーっと見ないと発芽していることがわからないくらいだったのですが、土日の晴天&温かさで、部屋の窓から眺めても緑が見えるようになってきました。どんな風に増えていくのか、楽しみです。(結局、1週間~10日で発芽しました)

霜注意報が出ているのは少々気になりますが、いよいよラベンダーを植えることにしました。地中海を旅しているときにラベンダーの香りで包まれる「HVAL」という島を訪れたのですが、その時の「鼻」からくる強烈な印象が忘れられず、いつかラベンダーの似合う地域に住んだら、絶対植えたいなあ、と思っていたのでした。

一口にラベンダーと言ってもいろんな種類があるようで、その中でもお店で見かけるのは「フレンチラベンダー」と「イングリッシュラベンダー」のどちらかに分類されるようです。大きな違いは耐暑性と耐寒性。フレンチラベンダーは耐暑性はあるが耐寒性が弱い、イングリッシュラベンダーは耐寒性はあるが耐暑性が弱い。ということで、冬マイナス15度になるこの地域で選ぶべきはイングリッシュラベンダーの方。園芸店でもちゃんと「軽井沢で咲いています」と書いてありましたので耐寒性お墨付き、ということです。しかし、近所のホームセンターでは普通にフレンチラベンダーも売られていますので、ちゃんと調べないで買ってしまうと悲しい目にあうところでした。

ラベンダーはとにかく、水はけ、日当たり、風通し、が重要とのこと。水のやりすぎは禁物、という手離れのいいスパルタな私好みの植物です。庭を掘るといくらでも出てくる小石を穴の下の方に敷き詰めてお店の人に薦められた培養土で植えつけました。実はちょっと株間が狭かったかな、という反省はあるのですが、まあびっくりするくらい育ってしまったら移植することにします。