早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

ロッキーチャックの庭

2018-04-18 | 家づくり
ロッキーチャックと聞いてピンと来る人はアラフィフだと思います。結構印象深いのですが、改めて調べてみると1973年の1年間放送されただけのようです。1973年と言えば私は3つくらい。ものごころついて最初に見たであろう爽やかな野原がロッキーチャックの風景だったのです。ピーターラビットと比べれば超マイナーキャラですね。だからでしょうか?私がずっと「庭はロッキーチャックみたいにしたい」と言ってたのですが旦那は「ロッキーチャックって何だっけ?」という調子でした。

しかもロッキーチャックの野原に何が生えているのかは定かでないのですが、イメージ先行で庭のグランドカバーはクローバーにすることで合意しました。もとの家の猫の額の庭には芝を張ったのですが、まあ芝って管理が大変だしへたると相当かっこ悪くなります。クローバーも賛否両論ありますが、初心者でも容易という噂を信じてホワイトクローバーに決定。

ホワイトクローバーといえばシロツメクサ・・・♪シロツメクサの花が咲いたらさあ行こうラスカル♪という歌も浮かんできます。ラスカルは1977年放映なので、私の中でロッキーチャックがラスカルに上書きされてしまったのかもしれません。いずれにせよ、イメージは一緒です。

さて、グランドカバーにするのにどのくらいの量の種が必要なのでしょうか。ネットで調べると、5㎡で20mlとか60mlとか1㎡に2gとかいろんな情報があります。いずれにせよ、スーパーやホームセンターのスタンドで売っている少量の種では割高になりそうなので業務用の大袋を調達しました。量は500グラムで1000円超(送料込み)。しかし500グラムは多すぎたかな。



とりあえず、最初は庭の一部16㎡を耕して16g蒔いてみました(この種は1㎡1gが目安)。1週間経ちましたがまだ芽は出ません。発芽温度20度なので朝晩寒いこのエリアではちょっと早かったのかも?しかもその蒔いた部分に時々鳥が来てツンツンしているのが気になります・・・食べてたりして?(笑)
もう少し様子を見て、もうちょっとどっさり植えてみてもいいかなと。だって500グラム、売るほどあるんですから。

関係ない話ですが、耕した16㎡を眺めながら東京に最初に来た20代に住んでいた部屋の広さと一緒だということに気づきました。これにキッチンもトイレも全て含まれたのです。この狭い範囲に5年以上住んでいた自分を褒めてあげたくなりました。その頃はその頃で、手を伸ばせば全てのものに手が届くコンパクトな生活を楽しんでいたのかもしれません。


浅麓エココンポなるもの・・・

2018-04-17 | 家づくり
凍ってきた土が融けてきたので色々植えたくなるのですが、実はまだ時々朝氷点下になることがあり、霜注意報も出ます。信州でガーデニングをする雑誌を見ると「春が来たからといって、慌てて庭に花を植えてはいけません」と書いてあります。お店に並んでいる花は温室育ちなんですよね。だから桜が咲いてから2週間くらいは待てということのようです。今年の桜満開は4/8。なのでGWくらいまで待つのがよさそうです。
過去の最低気温を見ても5月上旬までマイナスの日がありますので、まだまだ気は抜けないのですね。

そんな状況ですが、土づくりを始めることにしました。これまで猫の額ほどの庭しかなかったのであまり真面目に土づくりなんてしていませんでした。旦那に言わせると植物に対する想いがなさすぎ、なのだそうです(笑)。今回は真面目にやりますよ~。

まずは肥料だよな、と思っていたところ、小諸にある「浅麓汚泥再生処理センター」というところで「汚泥発酵肥料」(名称:浅麓エココンポ)を配布していることを知りました。もちろん無料!一袋12キロで袋詰めをお願いすると1袋30円の袋代がかかりますが、かわいいもんです。目安としては一袋で20~50㎡なのだそうですが、問い合わせると、全く使ったことがないところには多めに入れてもいいですよ、緩効性の肥料なのですぐに効果が出るわけでもないですし・・・と。土づくりの季節になると「待ち」になるとのことだったので多めにお願いしようと思いましたが「余ったら保存しておけばいいですか?」と聞いたら「土と混ぜないとにおいますから、住宅地では保存はおススメしませんよ」と。お、そうか、これは「ウ●チ」なんだった。
ということで、3袋頂いてきて庭を掘り返して埋めまくりました。テニス肘真っただ中でしたので掘り起こしたのはほとんど旦那ですが・・・。基礎肥料は準備OK。本当の春よはーやく来い♪




ウッドチップの駐車スペース完成

2018-04-11 | 家づくり
土が融けてきたので、庭いじりを開始しました。まずは駐車スペースの整備から。

我が家の方針として、基本的に専門家でなければやれないこと、専門家がやった方が絶対満足すること「以外」は自分たちでやっちゃいます。
駐車スペースはオシャガビオン(蛇篭)で強化したので、後は庭を掘り起こすと出てくる浅間石で囲いました。浅間石は購入もできますが、庭に何か植えようと50センチも掘れば結構な確率でガチっとぶつかり大物が出てくるのです。形は選べませんが十分味がある、と思っています。
そして、ぬかるみ防止にはウッドチップを使うことにしました。ウッドチップも市販されていますが、小諸のごみ処理施設で剪定枝のチップを無料配布していると聞いたので、それをもらってみることにしました。在庫がないこともあるので確認してから来てくださいね~とHPに記載されていたので、ある日問い合わせると、
「在庫は軽トラに板を立てた状態の2台分くらいですかね~」
「ん?ということは軽トラが板をたてて2台もらいに来たら今日の分は終わっちゃうんですか~?」
「そうですね、早めに来た方がいいですよ」
配布開始時刻に合わせて現地到着し、自家用車の二台目だったので問題なくいただけました。軽トラだとガサーッと入れてくれるんですが、乗用車の場合自分でスコップで積まなければなりません。普通はビニール袋等に入れるんでしょうが、私はパジェロミニ君にブルーシートを敷いてどっさり載せることにしました・・・60キロ・・・くたびれましたが、これで結構いけるかな、と帰って下ろしてみたら・・・2台分の駐車スペースには程遠く、あと2回は行かねばならないかな、としょんぼり。
結局2回目70キロ、昨日3回目70キロをゲットしていい感じの駐車スペースができました。

愛車もふかふかのチップの上で嬉しそう、だと思います。


covacoのトイレに明かり取りの窓をつけました

2018-04-09 | 家づくり
4月になって信州も桜満開となり、春がやってきつつあります。と言っても、昨日の朝は軽く積もるくらいの雪が舞っていましたが・・・。

雪の少ない東信エリアは冬の間土が凍ってしまうので庭仕事がストップしてしまいます。庭の土が黒っぽく濡れたようになると、ああ、土が融けてきたのか、と春を感じます。ということで、そろそろ庭づくり開始なのですが、その前に室内をバージョンアップすることにしました。
我が家に2つあるトイレのうち一畳トイレには窓がありません。いつも旦那が使っていて暗い(電気をつければもちろん明るいです)のが気になっていたようで、明り取りの窓をつけることにしました。DIY仕様のcovacoですので自分でもできるかなあと話していましたが、壁に穴をあけるところが大仕事になりそうだったのでcovacoを建ててくれた工務店に依頼することにして、ガラスだけは自分で調達しました。
ガラスはこだわってステンドグラス。大工仕事半日くらいでカッコいい窓ができました。



ガラスの調達費と併せて10万くらいかかりましたが、今回は自分でやらなくて正解だったかな。
covacoは日々進化を続けております。


初めて知った「蛇篭」のこと

2018-02-23 | 家づくり
今回の家づくりの中では初めて知ったものや初めて買ったものが色々あります。
買ったものとしては、チェーンソーや斧の他にトンボ・・・学校のグラウンドの整備に使うようなものです。一般個人が持つものとは思っていませんでしたが、土を均すにはトンボは便利なアイテムです。そして何の整備もしていない土地はちょっと掘ると石ころが山ほど出てきます。掘るためのツールとしてはつるはし、これも普通の家にはいらないものかもしれません。ただ、トンボもつるはしもネットで売っています。ということは、それなりに需要があるということですね。

しかし、「蛇篭」というのはなかなか一般の人が購入するものではないようです。そもそもこの「蛇篭」。そんな名前とは知りませんでした。道路脇の土留めに使われているのを見たことがあるくらい・・・というよりも、気にしてみるようになったら色んなところで使われていた、というのが正直なところです。ただ土木工事を生業とする方が主に使うものでホームセンターに売っているような代物ではなく、ネットで検索しても公園や土手の工事の事例が出てくるくらいです。

うちの庭は傾斜していて駐車スペースの端に土留めが必要なので、主人がこの蛇篭を使おう、と言い出しました。
この玄人ツールの蛇篭ですが、ネットで個人向けに販売されている業者さんを見つけました。蛇篭=「ガビオン」が個人向けに「おしゃガビオン」・・おしゃれなガビオン?・・・という名称で販売されているのです。
お願いすれば使いたい寸法に合わせてカットしてくれます。組み立ては、形を整えるために針金を用いたりという工夫は必要ですが工作の好きな人ならば大丈夫でしょう。この中にある程度の大きさの石を入れて強度を保ち、土留めにするのですが、石は敷地内からゴロゴロでてきますから調達の必要はありません。この石も大きさをそろえたいとか、土留めじゃなくて表に出る部分・・・例えば門柱に使いたいからカッコいい石がいい、と思えば販売もしてくれるようです。
実は、駐車スペースを外注しようと見積もりを取ったら、松竹梅の提案もなく一本100万、と言われDIYすることに決めました。このおしゃガビオンのおかげで1/10以下の費用で駐車場は無事完成しました。稼働費は別ですが、これもレジャーとして楽しめばタダですね。



あ、そうそう、読み方は「じゃかご」です。