最近、人生100年時代に合わせてライフプランを、と言われるようになりました。本当に100歳生きちゃうんでしょうか?100歳まで生きるとなると、色んな費用がかかります。そもそも、年金がもらえるとしても、厚労省が計算している想定の人生とはかけ離れていて・・・出生率の計算さえ怪しかった厚労省、それ以外の計算も出来ない厚労省・・・確実に原資が足りないでしょ。
早期リタイアする前にライフプランを作成した時、90歳まで生きる、として計算していたのですが、それが100歳になると微妙に足りないかも、と思い始めました。とにかく年金は想定よりも削られる危険性が高いでしょうから、もらえなくても生きていけるくらいの計算が必要です。そもそも、お金の問題の前に、100歳まで元気とは思えず、それなりの施設にはいなければならない。しかし、その施設は下手すると10年待ち(いやもしかするともっと?)待ってる間に死んじゃうかというと、何せ人生100年時代なのだから、ボロボロになりながらも生きている、のではないかと。
最近、両親が特定有料老人ホームに入居しました。基本的には身の回りのことができる人が対象で、部屋には簡易キッチンがありますが、食事のサポートがあるため、食事の準備が大変になってきたときにはとても助かるようです。しかも、母親が足元がおぼつかなくなってきているので、一人置いて外泊などは難しかったのですが、その施設に入っていると安心して出かけられます。それなりの費用はかかりますが、入りたいという人は多く、現時点でも希望したら即入れるというものではないようです。
人生100年時代なんてろくなもんじゃないかも、と悲観的になってしまいます。凍った信州も随分温かくなり、花咲く春が来たというのに、考え始めると凍えそうな気持になってしまう今日この頃です。