夏は農作業の手伝いに勤しむのですが、今年は雨が多く、作業から帰ってきてから濡れたものを干すところが欲しくなりました。普通だと広めの車庫や倉庫などがあって、そこに干せるのでしょうが我が家にはそういう便利な空間がありません。まず思いついたのは「カッコいい電話ボックス」を調達してその中に干す、という解決策。カッコいい、というのは(既に誰も覚えていないかもしれませんが)トシちゃんと聖子ちゃんの出会った♪高原のテレフォンボックス♪みたいな・・・野原に設置された赤い電話ボックスのイメージ。試しにネットで検索してみたら・・・売ってました、10万以上で(笑)。あとはジモティで中古1万円、取りに来てくれる人、ってのもありました。しばらくは、その♪高原のテレフォンボックス♪に心を奪われていたのですが、もっとよい解決策を思いつきました。
わが家のウッドデッキ、実は入口近くがただの通り道になっていて生かされていません。そこに目隠しを設置して、その中を、外から帰ってきたときの長靴とか合羽とか暫定的に置く場所にすればどうだろう?と。これまでも、ちょっとだけ乾かしたいものなどをデッキに置いていると、外から見た時にちょっとカッコ悪いなあと思っていました。ということで、ウッドデッキ目隠し&チョット物置計画を進めることになりました。
これまたネットで見ると色んな方が指南してくれています。横板は下から順に張るのではなく上、下、真ん中、1/4のところ、といった風に張っていくと最後までキレイに張れるとか・・・うむうむ、なかなか参考になります。と、そこへ、ちょうど遊びに来た義弟が最近同じようなものをDIYしたと言うではないですか。彼は更に工夫していて、横板を釘などで固定するのではなく、レールに挟み込む形にした、と。すごくいいアイデア!と即採用しました。つまり、横板を挟み込む部分を二本の木材で設置し、そこに板を上からストンストンと挟み込めばよいのです。↓こんな感じ。
レールに適当な幅の板を挟みながら横板を落とすことで、隙間を作ることが出来ます。その隙間用の板を切るのもメンドクサイよなあ、と我が家流のアイデアは、山のように眠っているワインのコルクを挟んだらどうだろう?!これがなかなかちょうどよいのです。目線が気になる上の方はコルクを横に倒して、下の方は風通しも考えてコルクを立てて・・・
ということで、出来上がりです。朝陽も少し遮られるようになって暑さ対策にもなり、通りからの目隠しにもなり一石三鳥。冬になって物置も不要で日差しが欲しくなったら、この横板を全て外せばよいのです。素晴らしい!今シーズンのヒット作です。