某所で頂いたヒマワリの種、去年は適当に植えて肥料もあげなかったのでひょろひょろのちびっこでした。去年採れた種を今年は真面目に植えてみたら・・・にょきにょき伸びて、しかも梅雨が長かったからか?伸びるだけ伸びて咲かない。でも、ちゃんとわかっていたのか?梅雨が明けた途端に咲き始めました。面白いことに、梅雨が明けたことに気づくのが一番遅かったのは、一番のっぽ君。根っこから情報が上がってきて、開花しろ、という指令が届くのに時間がかかったようです。
ちなみに、ヒマワリを植えている理由が野鳥の餌を確保するためなので、安易に植えてしまったのですが、ヒマワリってこんなに手のかかる花でしたっけ?遠い記憶では、小学校2年生で植える植物だったかと。植えとけば咲いて種が採れた、という記憶しかないのですが、きっと品種も厳選されていて、土もちゃんと選ばれていて、時々先生が面倒見ていたのだろうなあ、と改めて教材ってすごい!と思いました。
種を3粒ずつ蒔いて、間引きして、肥料をあげて、土寄せして、さあ後は咲くのを待つだけと思っていたら、にょきにょき大きくなるから添え木をしないと折れそうだし。一本一本添え木をするのは諦め、まとめて繋いだので、十分手抜きはしていますが、なんとも手がかかるものを植えてしまったなあという印象です。確かに、もらってきた袋に「巨大輪咲ロシア ヒマワリ 高さ2メートル超」と書いてありました。しかし、巨大なのは花なのかと思っていたら、高さだったのか。。。恐るべしロシア(-.-)
軽く3メートルを超えています。花を愛でるにはのっぽすぎ、写真を撮るのも一苦労です。もしかして、日本記録?と思ってググったら、ちゃんと7メートルを超える日本一がいるようです。世界一は9メートル超とか。ちなみに、日本一、世界一を目指す方々は櫓を組んで育てているようです。
我が家ではうっかり庭の真ん中に植えてしまったので、種を採るまで枯れた茶色いヒマワリを眺めることになりそうです。来年はロシアじゃなくって、ジャパン的な小さいヒマワリをひっそり植えて種を採りたいと思います。と、言っているそばから花の終わったヒマワリの種の部分を野鳥がつつき始めました。こののっぽさんに乗っかるので、ヒマワリが折れそうになってます。ちゃんと種が出来るまで待たないと冬にエサにありつけないよ~、と日々心配しているところです。