冬になるとヒマワリの種を嬉しそうに食べているシジュウカラ。夏はもちろん自分たちで餌を探しています。葉っぱを食べている虫・・・つまり芋虫系・・・を探しているところをよく見かけるのですが、先日、珍しくセミを餌にしているところに遭遇しました。セミってシジュウカラに対しては、結構な大きさです。時々、飛んでいるセミを追いかけているのを見かけたことはあったのですが、捕獲したのは初見です。
最初はセミがいるのに気づきませんでした、シジュウカラが地面で動かずにたたずんでいます。
周りを伺うような動きをしますが、まだ何をしたいのか?でした。が、じわっと近づいて掴んだのがセミ、瀕死の状態ではあるけれど少し羽が動いていたので、まだ生きていたようです。
そのままヒマワリの種同様にツンツンとして食し始めました。(個人的には)セミだからちょっとグロテスクに見えます。芋虫ならばいいのか、と言われるとなんとも・・・まあ、生きるためです。そういえば、セミは猫も狙うようなので、捕獲する側にしてみると美味しくて栄養があるということなのでしょうか。
しばらくしたら咥えてどこかに飛んでいきました。食していたのではなく、とどめを刺していたのかもしれません。
可愛い顔してるけど、こういう姿を見ると意外に獰猛。。。しかし、彼らも雛の頃はカラスにやられたりするので、自然の食物連鎖の中で生きているのだと実感しました。