春の陽気に昨年よりも3週間も早く巣作りを始めたヤマガラちゃん。シジュウカラへの縄張り表明だけか、と思っていましたが、ちゃんと進んでいました。見ていると2,3日前から運んでくる材料がふわふわのものに・・・
巣作りの初めの方(土台の方)は少し荒めのものでもいいようですが、卵に直接あたる部分には柔らかい材料を使うようです。あの弱々しい雛に刺さったら大変ですよね。従って、このふわふわの材料を運び始めると巣作りも終盤戦ということです。中を覗いてみると・・・増えましたね~。このベッド気持ちよさそうです。そしてちゃんと卵を産む部分がお椀型になっています。
材料を運び始めた最初の頃、ブルトーザーのようにして均しているのかと思っていましたが、この段階になると何をしたかったのかが分かります。ブルトーザーのようにして周囲に材料を押していくと、自分の体の大きさくらいのお椀ができるのです。↓ここに卵を産むと卵や雛が自分の大きさの範囲に収まる、ということになるのかな、と推測。今年は卵を産むところも目撃したいものです。
ちなみに、もう一つの巣箱ではシジュウカラが入り口のリフォームを開始しました。ちょっと狭かったようで、入り口をコンコンすごい勢いでつついています。キツツキがどこかで木をつついているのか、と思うくらいの音でした。
最初はお腹が邪魔して入れなかったのですが、ようやく入れました。
入った後も中からコンコン。そして出てきたところ・・・オスのようです。
通常、巣作りはメスの役割のようなので、まだオスが営巣できそうなところを見つけてメスに紹介する、という段階なのかもしれません。ヤマガラに比べると大分遅れをとってるような・・・。
つづく