消耗品である私

2008-01-31 00:03:28 | 日記風
 なんでかテンションが上がらない。お話作りをしてて、それである程度ノッていて、これほどテンションが上がらないということも珍しい。

 何故だろう~?

 私の「我」が綺麗さっぱり消え去ってしまっているような・・・。
 綺麗さっぱりってほどではないにしても、私が私でなくなっている。

 心が冷えてることは確かですね。

 やっぱりお話の世界にどっぷり心を乗っ取られてるのだろうか。

 全然関係ないけど、ふと舞台出身で磨きこまれた役者の方がドラマで芝居をしてるの観ると、凄いなぁーって思う。
 この人、どれほどの努力があってここに居るのかなって。お芝居は面白いんだけど、でもやはり凄いなー、こんな台詞の言い方してるぅ・・・って学ばせていただいてることの方が多い。

 いつかテンション上がる時くるのかな・・・。今は想像もできない。

 今よりもっと暖のない冬の寒い中、春の暖かい日を想像して、雪降りすさぶ夜を昔の人は過ごしたんだろう。
 ダメなんだな・・・想像できない。来るかもしれない春の日が。

 ここが最後の苦しみで、ここを越えれば春が来ることもある。けれどそれは来てみないと判らない。

 判らないから、判らないとなんの想像もしないでいると・・・本当に判らない。

 だったら、想像してみれば良いのかな。
 生あるものは全て消耗品だもの。消耗されながらも、明日の暖かさを明るさを想像することはできる。それで今を乗り切る力が沸くこともある。
 
 昔の人が吹雪く夜にそうして時を越してきたように。

 私も信じて想像してみようかな・・・。