ワークシェアリング

　暮れからですが、明るくないニュースが流れ続けています。
　派遣切り、内定取り消し。

　それぞれいろんな手が打たれているようですが、今、１つ上がっている案がワークシェアリング。即ち、痛み訳ってことなのかしら。

　例えば、ある市はその職員の残業代をカットすることで浮く金銭で臨時職員を雇用する予定だと言う。

　それで職を得、生活を安定させる方が出るなら、それは１つの解決案でしょう。

　確かに残業代をカットされる側からすれば、病気の親を抱えているのに、子供の教育費がかさむのに、ローンがあるのに。言うことはいろいろあるでしょう。
　でも、生活も出来ずに行き先を失うことと比べれば・・・ってことですよね。

　自棄になり、街の治安が悪化すれば、誰かがその犠牲となることだって考えられる。それが自分とは関係のない話と言い切れないのが、共同体って世の中だしね。

　情けは人の為ならずと言いますが、かけた情けはかけた相手から返らずとも必ず戻りいつか困った時に自分助けることになる。

　そう思えば、こう言う時だからこそ痛み訳をしよう。それがいつか自分に返ってくることもあるんだから。

　思ってもつらいものもありますよね。
　でもそんな中ですら希望はあると思うのです。
　誰かが感謝し、いつか大きな恩を返せれば、そう思って頑張った誰かがいつか大きな借りを返してくれるかもしれない。
　
　理想の話だけど、新しい人を助ける道具を作るとか、薬を作るとか。
　例え、恩を受けた本人がなし得なくても、それを出来る人を助けて次の人がそれをなし得れば十分に還元したことになる。
　
　その時、痛み訳で残業代をカットされた人が、それによって生命を永らえさせることもある。ダメだと思っていた親を助けることだってできるのかもしれない。わが子を亡くす悲劇から守られるかも知れない。

　その可能性も無いわけじゃない。

　多分、形は違えどそうやって社会はここまで発展してきたんじゃないかな。

　そして更に発展すれば、もしかしたら、戦うなんて無意味なことすら止めようと思う人も増えるのかもしれない。その意味のなさに馬鹿馬鹿しさが募り、誰かを思い愛することにより意味を見出す人が増えるかもしれない。

　愛は返ると信じたい。信じるところから始めなきゃしょうがないもの。

　長い目で見れば、そうして答えは返るってくる。そんな人々の善意を信じてみたい年だと思う。

　

シナモロール

　ただのシナモロールです。
　箱に入れていただくほどの…。
　この甘さが最近のお気に入りです。

　疲れた時には甘いもの。
　脳が求めるのかなぁ。

片目アイシャドー

　目が・・・。　

　その前に、まず朝起きたらまず脇腹が痛かったんです。

　何したんだ？私？
　最近くびれを作ろうと身体を意味もなくひねっております。

　・・・そのせいですか？

　そして目です。
　数日前に転んで打った顔・・・ちょうど右の目の縁の骨の辺りが日が経つにつれ痛くなってきていて、無意識に触るんでしょうね。起きて鏡を見たら、綺麗に赤いアイシャドーを入れたように変色していました。

　どうしても目の周りは皮膚が柔らかいからちょっと触るだけでも二次災害を平気で引き起こしますね。

　赤の内はいい。　
　これが紫やら何やらに変ってくるとちょっとねー。
　
　そうすると余計メイクが必要になって事態を悪化させる。

　通り越せばそれで終わるんだけど、通り越すまでこの意図しないアイシャドーは続くのです。

　まあ、殴られたの？と誤解されるほどじゃないからいいですが。鏡を見るたび
　「目が・・・っ」
　と思うのも女の子はちょっと切ない朝模様です。

女と男

　ＮＨＫの番組なんですけど、その１回目、惹かれあう二人　すれ違う二人です。

　人は何故恋をするのか？何故恋する２人はすれ違うのか？３回放送の１回目です。

　最新科学を駆使し脳のどの場所で人は恋をしているかを紐解こうと言う、ロマンチックとは程遠いものです。
　けれどこれは勉強になります。

　判る～、判る～がありました。
　
　恋は３年しか持たないと言うなかなか悲しいご報告もありました。

　これは子育てに関係あるそうです。二足歩行が始まったことにより骨盤が広がらない。だから子供を未熟なまま産まなければならない。その為、子供に女性は付きっ切りになる。その為には女性は子育てにとって大事な相手を選び取ろうとする。

　恋する時、女性は男性を読みとろうと必死になる。子育てにとって協力的なパートナーとなるかどうかを知ろうとするのです。
　けれど男性は、女性が子供が生める女かどうか視覚で判断しているようです。
　
　その判断基準がくびれ・・・らしいです。くびれと腰の差が７：１０が子供が生める魅力的な女性と感じる判断基準となるようです。
　子供が生める年齢に近づくと女性はこの７：１０のスタイルに近づき閉経が起こるとホルモンのバランスが変ってこれが崩れて行く。

　そして何故３年で終わるかと言えば子供が自立して生きて行ける、女性が男性と言うパートナーなくてもやっていける時、恋は終わる・・・その名残りが現代もある。
　そういう結論です。
　
　その原始から続く仕組みが今は逆に悲しみをもたらす。

　女性は相手の気持ちを読み取る能力、そしてコミュニケーション力に秀でている。
　男性は常に社会で生き抜く為に、解決する能力を磨いていく。

　これは凄く納得できますね。
　良かれと思ってしてくれることが、大概女性には鬱陶しい。何故そんな余計なことをするの？私の気持ちを考えてくれないの？これは女性がみな感じることと思いますが、男性は戦うこと、問題を解決することにかけては訓練されても女性や同じ男性の気持ちを読み取る訓練をしてきてないのですよ。
　先祖代々から。

　よく思うのですが、相談をするなら、男性です。
　彼らはこちらの気持ちは感知しませんが、合理的な答えを出すことには長けています。
　女性はなぐさめてくれる、気持ちを判ってくれても合理的な答えを出せないです。
　これはとても感じます。

　そこ、間違ってなかったんだ。

　やっぱりなぁ・・・。
　男性の合理性には負ける訳か。脳の代々培われてきた仕組みってことだものね。

　そこが少し悔しいなぁ。
　
　しかしなかなか考えたな、ＮＨＫと思うのです。
　タイトルです。
　
　『男と女』
　とせず
　『女と男』
　とした所です。

　「何故、男が先に来るの？」
　現代を読んだ、女性を味方にしたタイトル作りです。

　なかなか深い番組と言えましょう。