隠れる少女

2009-05-04 22:21:15 | 日記風
 まだ小学校は中学年の女の子が2人、夜道を走っていた。
 少女は2人とも大きい背広を上から羽織っていた。

 GWで出かけて夜の風が冷たくて「さぶいよー」って言ったら親が「これ着なさいよ」って貸してくれたのかもね。

 少女の身体に背広は大きいんだけど、そんな姿が可愛くもあるのね。
 余計その華奢さや幼さが浮き彫りになっているみたい。
 
 少女たちは1台の車に駆け寄っていった。

 空を見上げると三日月には欠ける月が雲に隠れた。

 
 

夢のように

2009-05-04 16:38:29 | 日記風
 夢は見ている時が花だと思う。

 だって叶った途端それって現実だものね。
 夢が叶う前が素敵だと思っていた。1番ドキドキしてる時でしょ。
 でもそれが違うのかしら。
 そこで謙虚になっても何も始まらないのかしら。
 夢が1つ叶えばまた新しい夢を見ればいいだけだものね。
 
 夢って繰り返し見るものかもね。夜眠っている時の夢のように。上からどんどん上書きして重ねていけばいいのかもしれない。

 そーゆう楽しみ方もあったわけだ。

 そうやって夢見て叶えてまた新たな夢を上書きする。

 それが素敵なのか。

この世に完全犯罪は有り得ません

2009-05-04 13:29:15 | 日記風
 GWですね~。昼はドラマ再現の宝庫ですね~。

 ミステリードラマをわざわざ選んでいるのは私かもしれませんが。
 これは好みの問題ですからね~。しょうがないです。

 完全犯罪はあり得ない。

 そんな台詞がありまして。
 だよねーと思う。
 誰に見破られなくてもそこから逃れることはできない。

 私が知っている、その事実からはどんなにしても逃れられない。

 日常のことであっても言葉で人を左右することはできます。
 誉める言葉であったり、けなす言葉であったり。
 その言葉を言われた瞬間からその言葉に縛られてしまうこともあります。
 今すぐその効力を発揮しなくても長い間その人の胸の内で蓄積されてあることをきっかけに鮮やかに甦ったりします。
 不思議なことに人の心の中に入った言葉は長い間その人を、生かしも殺しもします。

 そんな言葉は私の中にもあったのだな・・・とこの所気が付きました。
 何故、そんな言葉に縛られたのか。
 そして何故、その言葉に助けられてきたのか。
 あるんだな・・・。意識はしていなかったけど、そんな言葉が私の中に一杯あった。それに少しびっくりした。

 心を救ってくれる、励ましてくれる言葉はいいけど、そうじゃない方が厄介ですね。
 でも何故か心の中でいつまでもさっき聞いた言葉のように息を潜めながら生き続けていた。

 経験が増えるとはそんな言葉も増えるということなのかもしれません。
 それも日常の中で起こりうる立派な完全犯罪なんじゃない。
 
 それで誰かの心を折ってしまえばね。

 そう考えると言葉って怖いですね。

 だったらプラスの言葉を使いたいものだと思う。

 人を一生に渡って救える言葉を誰かの胸に植えつけることができるなら、それを計画的にやってのけたなら、それは幸せな完全犯罪となるでしょうね。

 人の心を欲しいと望むことは、そんな幸せな計画的完全犯罪をすることかもしれません。

孤独不明

2009-05-04 00:04:34 | 日記風
 何故か昨日は、突然気持ちが落ち込んだ。

 理由なんて判りませんさ。人の心の中で起きることなんて想像できないくらい簡単なことが積み重なってそうなることもあるからね。

 疲れた、と言えばそれがあたりだ。

 疲れた、にしては思いっきりいったな。

 どんぐりがお池にはまって騒いでるくらい急激な落ち込み方をした。

 そういう時って誰も上手く掴まらない。
 でも人の声を聞いたらそれで少し安心した。

 何でもいいのよね、こういう時の会話って。とりあえず誰かと話すだけでしゃんとする・・・みたいよ。

 気持ちの流れが変わるのかしら。
 あんまりたいした変わり方じゃないけどね。

 どうにもいい方向へ想像も向かわないしね。

 あれはなんだったのかしら?
 知恵熱があり得るなら、孤独不明というのもあるのかしら。

 そんな日も流れ去り、また新しい朝が来るのだろう。