気をもらいに行く奈良

　１つの憧れの地である奈良県。
　今年は「平常遷都１３００年祭」で何かと盛り上がっている。

　全く関係のないキャラクターの問題とか。
　でも今では人気者になってるらしいですよ。

　平城京跡って世界遺産に登録されてるんですね。

　なんとなくお楽しみなのが「平城京なりきり体験館」かしら。
　奈良時代の貴族の衣装をきることがきる。

　
　昔、京都村に行った時、舞妓さんの格好をさせてもらって写真を撮りましたがあれはいい思い出です。
　小学生は「疑似発掘体験」ができる。
　真夏は参るかもしれないけど、何かが出てくるかもってドキドキ感は大人でも捨てがたいものがあります。

　でもここはやっぱり人気が高く、整理券が配られたりしてる。

　奈良って歴史的な建物が多くあるせいか、なんともいえない独特の雰囲気があるって聞いたことがある。
　以前、その土地に住んでいるとき、いいアイディアが浮いたとか。
　何か、目に見えないものが過去から今も息づいているのだろうかと思って、その「気」に当たりたいのだ。






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なんじゃこりゃのポスト見学

　あるところに資料請求をしたら、月曜日の昼に電話がかかってきた。
　「もうごらんになりましたか？」
　ごらんにも何も、インターネットから土曜日の夜にしてるから、まだ届くことが無理じゃんじゃない？
　その旨を説明すると、後日かけ直しますと切れた。

　それで、じゃ、いつ来るのかと私は気を揉むわけよ。
　配達の時間は決まっているので、とりあえず、午後の配達が終了した時点でポストに見に行く。

　来てないんだな、これが。

　もう１週間だけどね。

　さすがに来てもいいんじゃないか？

　普通、会社が頼むようなところに資料請求をしたので、私のような個人がしたから、悪戯だと思ったんじゃないか説が、今私の頭の中で渦巻いている。
　先に問い合わせして確かなようだったら、発送してみるか？で、月曜日の電話だったんじゃないか？と推理している。

　それから発送してメール便だったら、２、３日かかってもおかしくない。

　おかしくないが、それでも遅い。

　なんじゃこりゃの毎日ポスト見学になっている。




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やっぱり私にはアクシデントの神様がついている

　普通にご飯を食べていたら、抜歯したあとを縫っていた糸が勝手にほどけてきた。
　大丈夫かな。歯科、土日なんだけど。
　
　思いながらこの所、疲れていたせいか、爆睡する。
　目が覚めて、所でどうなっただろうと、恐る恐る舌で触ると、糸が出てきた。

　取れてるじゃん。

　寝てる間に噛み切ったの？

　歯科の診療が終わる時間が迫っていた。でも問い合わせだけと思って電話すると、のんびりした口調の受付のお姉さんが、
　「痛みはありますか～？」
　など聞いてくる。

　緊迫した雰囲気がない分よくあることなんだなと、納得して
　「じゃ、どうしても心配なようなら週明けに伺います」
　と電話を切った。

　本人は糸が抜けるなんて！って、やっぱり私にはアクシデントの神様がついていて、こうして普通でない面白い問題を起こしてくれるんだと思っていたが、何のことはない普通にあることみたい。

　私は、慌てんぼの普通の女の子ってことかしら？



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