公開初日に、舞台挨拶の最中、同ビルに不審者が入って報道陣に配るチラシが盗まれた。
犯人はすぐに逮捕されたし、盗まれたものも「これを盗んでどうすんるんだ?」という代物だった。
今回の「相棒」は「アナと雪の女王」「テルマエ・マエロⅡ」と重なり苦戦が強いられる。
東映はそれ以前にも上映した映画がコケている。
だからここはなんと言っても「相棒」に頑張って挽回してほしいところで、出演者に更なる宣伝のためにテレビ出演等が科せられると言われている。
ここへきて実は、この不審者侵入が話題作りのヤラセではないかという話が持ち上がった。
実害のないものが盗まれ、犯人は現行犯で逮捕、現場には本物の警官まで出てきて物々しい刑事ものの初日としては絶好の舞台装置ができ上った。
本来は、不審者が勝手に入りこめる警備の甘さを反省すべき所が、この不審者侵入で他の映画より新聞等が大きく扱ったため、関係者から礼が入ったという話もある。
そして出てきたのはヤラセ説になる。
疑いがかかるのもまた宣伝になりかねない。
二次被害ならぬ、二次宣伝効果だ。
どっちにしても不明のまま終わるだろうが、本当に仕組まれていたなら…。
今クールは刑事ものはほぼ全滅に近い(一部頑張っているものもあるが)と言われる中、ついに終わりの時が来のか?