住宅街を子どもが自転車に乗り、犬と走っている。
ひと組の夫婦が家を不動産屋の女性に案内されて見に来ている。
女性は1年以内にこの辺は全て家が建つと言うが、見学にきた妻は沼があることが気になっている。不動産屋はこの辺はみんなそうだったが、今はこんなに住宅が建っていると説明する。
夫の勤め先にも近いし1年以内と言う言葉に妻の心が動かされる。
少年が投げたボールを拾った犬が夫の所へ届けに来る。夫も犬が飼えるとその気になる。そしてまた取って来いとボールを沼に投げる。
2人の心が動いていた。ここはスモッグもない。犯罪もない。
犬がボールを取って夫に所に戻ってきたが…
犬がくわえていたのは、頭蓋骨の一部だった。
その頃、ベッドで愛し合っているサローヤンとバジリがいた。
遅刻する、遅刻の理由を言うぞとバジリは本来は上司のサローヤンにいう。
そして何気なくバジリが切り出した。両親が来るんだ。
もうずい分会ってないのよねとサローヤンも喜ぶが、君に会いたいってとバジリが言いだす。
その言葉が突然過ぎた為サローヤンは動揺する。
以前バジリの兄・ハミートが両親に恋人を会わせて別れたと聞いていたからだ。
両親は自分を認めないだろうと思う。
イラン人でもない。ムスリムでもない。黒人だから、ズバリ正解でしょうとバジリが思っているだろうことを言うが、バジリは否定する。
愛する人を認めてほしいだけだと言うが…。
そのとき、電話がなり、沼で遺体が発見されたと言った。
遅れてやってくるブース、先に来て作業を初めていたブレナンは連絡したのにというが
過去の資料の整理を次官に頼まれていたという。
ミスをしたのかというブレナンに他の捜査官のものだとブースは話す。
そして遺体の話を始めるが
サローヤンは普通なら、内臓などから動物のえさになるのに、何故かこの遺体は手足の肉の少ない部分から食べられているという。
ホッジンズも虫の湧き方も、それぞれ付く時期が違う虫がそれぞれの身体の部位に着いているという。
ブレナンは女性だという。
しかし、遺体の死亡時期がホッジンズは虫の湧き具合から3~4日、3時間、2週間どれでも当てはまるという。
一体どれが本当なんだとブースは言うが、ここで答えが出せない不思議な遺体としか言えなかった。
ラボに運び更に遺体を見るが、遺体は服を着ていない。
アンジェラがなんだか、バジリとサローヤンの様子がおかしいと気付く。
ホッジンズもおかしいと気付くが、ブレナンは私、何か見落とした?と気付いていない。
サローヤンはなるたけいつもの振りでバジリにやってほしいことを言い、自分は自分の仕事のため立ち去る。
ブレナンは骨髄穿刺針を見つける。
骨髄バンクに問い合わせ、被害者はマデライン・パパデリスであると判る。
彼女は4カ月前から行方不明になっていた。
捜索願は出ていない。家族がいない。
ブースの元には50件以上の資料が来る。それを1週間で調べ直せと次官からの命令だが捜査中にできないというが、置きに来た捜査官はよろしくという。
側にいたスイーツは見込まれてると言うが、人出がないだけだとブースはいう。
スイーツは昇進ではと言いだすが…ブースはピンとこない。
被害者には元夫がいた。彼には接近禁止命令が出されていた。
殺すと喚いていたらしい。
そしてマデラインは13カ月前に6歳で亡くなった娘のカリーヌの追悼サイトを作っていたことを見つける。
ラボではマデラインの歯の間に挟まっていた布にクロロフォルムがしみ込んでいたことをホッジンズが見つけた。
そして4か月寝袋に入れられていたと判断し、サローヤンに報告する。
遺体以外の物質がついていて犯人の物かと思われていたが、それは舌だった。狐の舌だ。
そしてちゃっかりサローヤンがバジリの両親に会うことを知り、それをサローヤンにぶつける。
ブレナンはもしブースが出世したいら私は誰と組めばいいの?とブースに尋ねていた。
ブースは内勤になる気はない、新しい相棒なんていらないと言っていた。
マデラインの夫(エーテル?・パパデリス Etha Papadelis )は呼び出され、聴取を受けていた。
娘のことで妻のマデラインとは揉めていたことは認めた。彼は2回重罪を起こしているのであと1回でアウトだ。刑務所に収監されるから馬鹿な真似はしないと言った。
しかし娘の養育権は母親がもっていたから会うこともままならなかった。
マデラインはカトリーヌを虐待していたという。治らないのに大変な治療をさせていたことを言っているらしい。
ホッジンズとサローヤンは遺体の一部を前にして話していた。
臓器が割れるということにサローヤンは驚いていた。凍っているとしか答えはない。一旦は宗教の儀式に使われた遺体かと言っていたホッジンズもそれなら、食べようとした動物たちの舌が氷から離れず、キレたことも納得がいくと2人が調べた。それなら、あちこちの部位で死亡時期が異なるのも判る。解凍した時間でそうなるのだろう。
でも、問題は誰が凍らせたかだ。
サローヤンはそんな冷凍庫、ギャングだって持っていないという。
サローヤンとバジルはキリキリしていた。お兄さんはあ両親を会って別れたんでしょう?あなたは親の意見を無視できない
俺は違う
と話している不穏な空気もなにもその、またバジルとサローヤンが話している所へブレナンはなにも考えず、突っ込んでいく。
遺体は凍って同時にガラス化した。これですべての謎の説明がつく。
アンジェラはマデラインがカードで5か月前バスのIDカードを買ったことを突き止めた。
行き先はヴェエナと言う場所だけだ。誰かに会いに行っていたのだろうか?
ブレナンはブースとスイーツとダイナーで食事を摂っている。
ブースに昇進の話がある、自分もそれに1枚噛んでいるとスイーツが言いだす。ブースはそんなことを話していいのかというが、黙っていろと言われていないという。
だから、ブースの精神面の資料を調べている。
ドイツに派遣されるかもしれないという。
ブレナンは、FBIは国内の仕事でしょうというが、反テロなど、そういう仕事で派遣されることもあるから、国内だけとは言い切れないという。
しかしブースはそういう話を聞いてもなんだか、イライラするだけだ。何故みんな先走るんだと思う。
ヴィエナに向かう車の中、ブースとブレナンはさっきの話をしていた。
人体冷凍術、死んでも蘇生できる時まで凍らせておくのだ。
ブースはそんなことは嫌だというが、ブレナンは、自分の知識をメモリーチップに入れられるなら入れたいという。
そして、ブレナンはドイツへ行くなら付いていってもいいという。ブースは何もかもこちらのことを捨てて付いてこれるのかというが、ブレナンは私とクリスティンができるかもしれない体験を奪う気?我がままよとブレナンなりの気遣いを見せていた。
2人が訪れたのは、クライオノバというところだ。
病院ぽくもなく、会員数も少なさそうだ。
いいえ、700人以上いますよ、声がして人が出てきた。
ここの経営をしているノア・サマーズと妻のミシェル・サマーズだ。
ノアはブレナンの名前を聞くと、会えて光栄だ。あなたの脳を冷凍したいという。
しかし、ブレナンは人体冷凍術はまだファンタジーだという。
妻のミシェルは、偉大な発明は最初はそう思われがちだという。
マデラインは自分の娘を人工冬眠させていた。
1つのタンクの中に5体入っている。ニューロ(頭だけ)なら10体は入る。
前は人工冬眠状態にある娘に会いに来ていたが、最近は来ていない。理解を示し、支えてくれていたとサマーズ夫妻はいう。
ブースは何故こんなことが認められるんだというが、ブレナンは墓地として認可されているから、あまり注目されないのだと説明をした。
けれどマデラインが殺されのならここしかない。
夫妻は疑うなら、トリップ・ワルショワを疑えと言った。
ライバルで、自分の客を取ったと言い、銃でドアを壊して押し入ってきたと、その場所をブースとブレナンに示した。
ワルショワはサマーズこそ金儲けにしていると言った。
自分は博士だという。不老不死を研究している。
しかし、マデラインをとられ、設備道具を差し押さえられ、その会社から訴えられた。
それでもワルシャワは自分の方が進んでいるという。
ブレナンはそれを聞き、そういう時、殺人だって起きると言った。
しかし、サマーズに所に押し入った銃とワルショワの銃は一致しなかった。
そして、いよいよ、サローヤンとバジルの両親の運命のディナーが始まっていた――――。
母、アジタ、父、アミ―
以前『キャッスル』のシーズン4かに「君といつまでも」(「君と永遠に」かも)という似たような設定が似た話があり、あれは書くのに泣かされた。
その分、今回は楽でしたけどね。
でもさて、犯人は誰で、どんな理由でしょう。
そしてサローヤンとバジリはどうなる?
結ばれたとしてもサローヤンが苦労しそうな組み合わせだ。
エミリーの若い時の写真がありました。
そして次はついにゴースト・キラーが正体が来週明らかになります。
こうご期待☆でも実に「ボーンズ」らしい解決です。