CrimeViral.com(出典)
そもそもはヒストリーチャンネルで只今絶賛放送中のシリーズなのですが、アメリカン・リッパーというのはH・H・ホームズ(本名 ハーマン・ウェブスター・マジェット)は元教師で、のちに医師になりったが、詐欺師であり、ホテルの経営者でもあった。
しかし彼が後世に名を残すきっかけになったは、彼の経営していたホテルが『殺人ホテル』として有名だったからだ。
1度入ると出られない、死のホテル…。
彼はここで何百人もの人を殺したともいわれ(実際の被害者としては9名とされている。中には生存者もいる)死刑判決を受けた。
そう、彼は米国始まって以来の初のシリアルキラーだった。
彼を高祖父に持つジェフ・マジェット(元法廷弁護士だったかな)が20年前にH・H・ホームズが自分のひひいひいおじいちゃんだと聞き、彼の研究を始めた。
そしてそのジェフは自分の先祖が実は切り裂きジャックではないかという疑問を抱く。
そしてこのドキュメンタリーを撮るにあたってなのか、元CIAのアマリリス・フォックスの協力を得て本格調査に乗り出す。
殺人ホテルが立てられていた場所は今は郵便局が土地を買い上げて、郵便局が立っている。しかしその一角は芝生が生えていて、何も手が付けられていない。そこを掘り起こせばもしかしたら殺した人間の骨が出てくるのではないか…。
彼らは切り裂きジャックが新聞社に送った筆跡とH・H・ホームズが書いた字を筆跡鑑定に出し、彼が英国に渡航した記録を調べる。郵便局にも何もない敷地を掘り起こしていいかどうか依頼をする。
彼は他にも会社を持っていて、コンクリートを大量に買い込んでいた。そばには川が流れていてそこにコンクリート詰めにした遺体を捨てたのではないかと、そういう水底の調査をする人物にもそれを頼む。
本当にH・H・ホームズは切り裂きジャックなのか?
彼らは1つ1つの調査の結果を知っていく…。
というところ辺りまで現在放送されています。
しかしなぁ、自分のひいひいじいちゃんが米国始まって以来のシリアルキラーと聞き、それを公表するのも凄いけど、それを更に切り裂きジャックでは?と疑問を抱くというのもなぁ。
切り裂きジャックは英国に出た殺人鬼であり、娼婦を5人切り裂いた。
挑発的な手紙を新聞社に送ったりしてその署名の1つから彼は『切り裂きジャック』と呼ばれるようになった。
1888年の2か月の間に起きた殺人事件だ。
基本的にいわゆる科学捜査が始まったのはこの後でそれこそ、コナン・ドイルが書いた『シャーロック・ホームズ』で科学調査が取り入れられ、警察も遅まきながら科学捜査を実践するようになる。
それまでは引っ張られたことがあるのを更に引っ張ってくる、ごろつきを引っ張ってきて吐かせるという手法が一般的だった。
犯人は外科医だ(現場近くとなった場所の近くに病院があった)肉屋だ、諸説が飛び交い未だ未解決とされている事件だ。
犯行が2か月という夏の間に起きた事件であり、特に謎が残った事件だ。
ただ最後の事件は室内であること、それ以前の殺人よりも殺傷個所の多いことから別の犯人の事件ではと言われている。
そして英国と米国、場所が全く異なる。
何故、孫はひいひいじいちゃんが切り裂きジャックではないかと思ったのか?
当時は近代化が進み多くの人が行きかうようになっていた。
英国と米国を行き来する船が多く出ていた。
女性も自立して職業を持つようになった。
H・H・ホームズは保険金殺人などもしていた詐欺師であり、ホテルの備品も買うだけ買って金銭は全く払っていない。そういう意味では相手を信用させる何かを持っていた。
まだ故郷にいた子ども時代、解剖医(?)の手伝いをしていて解剖に慣れていた。
彼のいとこが2人亡くなっている。一人は川で発見されたが死因は不明、噂ではまだ本名のハーマン・ウェブスター・マジェットが犯人だといわれ続けている。
それ以外にも12歳くらいの子どもが2人不審死を遂げている。当時1600人くらいしかいなかった街に、それだけの理由のはっきりしない死亡者が多いのは異常と考えられる。
そして英国への渡航簿を調べるとH・H・ホームズと思われる偽名が残っている(彼はH・H・ホームズ以外にも偽名を多く使っていた、当時は本名で渡る必要はなかった)新天地を求めて渡る人間もいたし、仕事で行く人も多かった。
海を渡ってまで殺しをするのか?
実際当時は米国人が犯人だという説もあったそうだ。
米国人の場合、ほとんどが移民で、H・H・ホームズの先祖もまた新天地を求めて英国から米国に渡った子孫の一人だった。
そういう意味では里帰り?
しかし乗船簿で見るとH・H・ホームズと思われる偽名が残っている。
H・H・ホームズが何をしていたか判らない時に英国で切り裂きジャック事件が起きている。
切り裂きジャックは臓器を取り出していた。主に子宮だ。それ以外の臓器も取り出すことがあった。
切り裂きジャックは首をスパッと切ってそれから遺体を解剖して臓器を取り出していた。
それが単に好きだったのか?
当時は臓器が必要だったらしい。
今も必要だけど、意味が違う。
まだ人体解剖が進んでいない時代だから実際にそれを調べたいと思っていた病院だったか…が多かった。
骨も骨格標本として売ることができた。
殺すことより、売って金を儲けることが目的だったのではないかという。
H・H・ホームズは窒息させて殺しそのあと、解剖することが多かった。そして自分で作ったホテルなどに骨を燃やすシステムを有していた(なんだかんだ言って途中でホテルの建設をしている業者を切ってしまう。そしてまた別の業者を雇う、これを繰り返していたため、どんなホテルに仕上がったか知る人物はいなかった)
この殺人ホテルが建ったのは、英国から切り裂きジャックが消えてからだ。
彼は英国で殺人の方法を学び、ホテルを建て本格的な殺人、解剖行為に入ったのではないのか?
そして彼のホテルのあった場所のシカゴはその当時万博があり、倉庫街という印象が強かった場所を売り込むには持って来いの場だった。
そこには万博見学以外にも仕事を求めてくる人が多かった。
自立したい女性も多く訪れた。しかしお金も仕事もない彼女らは悪い雇用人に声をかけられ、そのまま万博に来る男性目当ての娼婦にされることが多かった。
H・H・ホームズにとって獲物があっちからやってきたような時期だった。
ホテルは3階建てになりより多くの獲物を誘いこむようになっていた。
現在この辺までの話が放送している。
でもなんであっちの人って自分の血筋の人間や、妻の兄がとか殺人鬼だったと平気でいうのでしょうか?
家系としては自慢とも思えません。
他の未解決事件のゾディアックもまた多くの人が、実はうちの…と名乗り出ることが多い。
出てどうする。
逆にこれだけ有名な殺人鬼なら評判になっていいのかしら?
大体手伝いをしているアマリリスは元CIAだったというが、どうして「元」?まだ結構若いわよ。
そういう人が激務に耐え兼ねたのか、辞めたっていうのは…その理由を知りたい。
何かがなければ辞めないでしょう?
そして罪を重ねる殺人鬼ほど、いろいろな手口を使うの。
学ぶというけど、犯しているうちに自分なりのやり方を確立していくのね。一夜で殺人鬼は生まれないの。
捕まらない犯人ほど手口を変えているから、同一人物の犯罪と目を付けられにくいというのもある。
そういう謎を多く含んだ…本当に事実か?妄想じゃないのか?…というドキュメンタリーが制作されるのが、米国です。
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