あぶりえんがわ

2008-03-10 22:21:15 | エッセイ風
 あぶりえんがわが好きです  

 そこの回転寿司はとても混んでいます。夕食時だとまず、幾重かに並んでます。
 
 この前、稽古の都合で午後4時過ぎ少し奇妙な時間に行きました。ま、これくらいならすいてるだろうって読みもあった。
 でも、ほぼ満席。
 何でだ?
 
 ちょうどランチタイムとディナータイムの間だと魚の荒汁がサービスで出ます。
 私が行った時間は上手く外れてたらしくて、出なかった

 あぶりえんがわはお口の中でとろけます
 そのとろけ具合が絶妙

 しかしこの日は回ってない。あぶりえんがわがない 別に注文すればいいけど、ちょっと待ってみてもいいかなって、違うものを食べながら待ってた。

 1皿だけ回ってきたの。
 
 あ、きた。回転寿司のベルトコンベアーの上をあぶりえんがわがそっと私に近づいてきます。
 
 誰も取らないで、1皿しかないから、取らないで取らないで。
 
 思っていたのに!
 
 何故か私の手前、30センチくらいの所でベルトコンベアーの中にいる職人さんがひょいと、あぶりえんがわを取って、職人さん陣地に入れてしまったのです
 
 何故 何故職人さんが取るの 
 
 

 私のあぶりえんがわ。待って待ってした私のあぶりえんがわ!!!

 別に「あぶりえんがわください」って言えば良いのかもしれないけど。

 なんか念力で呼び寄せたかったのさ。 

 まあ、そんなこと言って1人心の中で騒いでいる内に新しいできたてのあぶりえんがわ群が無事押し寄せてきたんだけどさっ。
 
 でも不思議なんだよね、何故あの瞬間、あぶりえんがわが私の目の前でひょいと取り上げられたのか?

 別にその後、新しいあぶりえんがわ群の中にすまして入って回りだしたしさ。

 あぶりえんがわさえいただければ、私は別に構わないさ


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