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ああ、そういうことなのかと思った。
全てはギブスの性格があのドラマの最終的な肝になる。
ギブスの性格を考えたとき、彼がしているのは、全てを自分が抱え込むことだ。
日本の先の戦争に行った人がよく
仲間や部下が死んだのに自分だけが生きているのが申し訳ないという。
この気持ちがギブスの行動に当てはまるのだなと思う。
ギブスは同僚や部下や上司たちが犠牲になっていくことに必要以上の悩みを抱く。
これは性格だ。
ギブスも軍人だったから、仲間という概念が強いと思う。
だから仕事の上で追い詰められていく。
それだからこそ、最愛の上司と認められてもいる。
けれどギブスの気持ちはどんどん重くなる。
といって、私生活が恵まれているかといえば、妻と子は妻が目撃したことが原因とは言え、殺されて、なくしている。
再婚を繰り返すも、この事実から逃れることができず、彼自身が苦しみの中に落ちていく。
仕事でも私生活でも逃れられない過去を抱え、彼はそれを解決できずにいる。
どれも簡単に割り切ることができる問題ではない。
彼は仕事柄、更に悩みを深めることになる。
傷んでいる人にこれでもかっ、と塩を塗りこまれる行動が続いているわけだ。
これは解決することはないだろう。
どこまで持ちこたえることができるのかという所へ突っ込んでいる。
物語の全てを支えているのは、でもギブスのこの性格なんだな…。
いろいろ個人的にしていかねばならない問題があり、その片面で、そんなことを考えた。
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