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大阪水曜ほっと集談会一世です。
先日ある年長の友人に、人間関係について相談をした。
挨拶をしてもまともに返事をしない人間がいるので腹が立つという内容だった。
彼は言った。
アホは、相手にするな!
断っておくがここで言うアホとは学力や学歴の話ではない。
社会性に乏しく暗黙のルールを知らない為に、人間関係を乱す人々である。
神経質の持つ自己内省の効かない、自己中心の塊のような人間である。
他人への思いやりや配慮もなく、人としての痛みに鈍感な人々である。
職場でも親族でも趣味のサークルや残念ながら自助グループにおいてもそのような人々は必ずいるのである。
神経質者の自己中心とは、人間の自然な感情や体調の変化を自力でコントロールしよう、悪智でねじ伏せようとする心の働きである。
さて自然界を見渡しても必ず天敵が存在し食物連鎖の営みは生態系を維持するうえで必要不可欠である。
ゴキブリに「おまえは、なぜ存在するのか」と問う人間はいないだろう。
しかしながら私たちは症状に対してはこのような答えの出ない質問を日々繰り返し行っているのではないか!
人間関係に於いて無神経な人間の余計な一言を真に受けず、心の中でアホは相手にしないと決めている私ですが、やっぱり腹が立つのも事実です。
2022.8.7 一世