自分自身の今出来る事を一生懸命に取り組む。
昇級、昇段は他人との比較でなくて自分自身が過去の自分より進歩している。
昨日の自分より進歩を目指し努力している。
これが大切!!
しかし、以前は出来た事が出来なくなった、下手になった、身体が固くなった、これはあり得ません。
いかに適当にやっているかの象徴でしょう。
これで昇級、昇段はあり得ません。
上手い下手、強い弱い、動きが柔らかい硬いetc
空手には達成して学ばなければいけない事は沢山ありますが、誰かと比較してでなくて(最低限度の基準はありますが・・・)いかに肉体的に精神的に向上しているか、ここが最も重要です。
特に昇段し黒帯を締めて空手をしている方は常に忘れてはいけない事です。
幸い現存の白心塾黒帯は皆意識を高く持ってくれていますので、私の誇れるところであります。
大人は仕事や家庭の事を片付け、自分の稼いだお金で会費を支払い皆稽古に来ています。
子供は気持ちの浮き沈みがあったり、熱心だったり、適当だったり、嫌々だったり、年頃なのか、思い上がりなのか?前に立って指導をしていると実力差、努力差は歴然です。
熱心な時は吸収も凄い。
私も限られた時間の中、制約の中で指導をしていますので、この様な場合は熱心の方をしっかりと指導をしたい。
いつまでも熱心だと良いのですが、こればかりは分かりません。
本当に大人は気持ちが安定しているので、やっぱり子供より指導しやすい。
真面目稽古するので、必然と大人の方が早く昇級して昇段していきます。
きっとどこの道場も似た事がおきていると思います。
気持ち良く指導して、気持ちよく稽古させたい。
実のある空手技術をを手に入れる為に・・・
押忍