武道の習得においては、現代的な筋トレでは弊害になるという説があります。
各パーツで筋力を上げる為のトレーニングが主なために胴体と手足の筋肉が上手く連動しなくなりったり、力が入り過ぎて力みやすくなるというデメリットがあるからだと思います。
身体の胴体を中心に鍛え、手足はその補足的トレーニングに考えば問題は少なくなると思います。
基本的に鍛えるのは胴体部分、体幹が中心で考え、その付属している太い筋肉~末端の手足と考え、身体全体の連動を空手やその他の武道に適合させれば、筋トレも十分有効な武道の稽古方法の1つになると思います。
私の経験上で筋トレしている人が武道を習うと肩に力が入ったり等で武道の習得に時間がかかると思います。
私がそうだったので間違いはないです。
武道経験者がそれなりの技術を習得してからの筋トレの方が効果は上がると思います。
私は初めてが筋トレからでしたので、中々力みが取れなくて空手の習得に難儀致しました。
余りにも力んでいると先生に言われたので、一旦2年くらい筋トレを止め、空手だけで稽古して空手の上級レベルになってから筋トレ再開して現在に至ります。
結果として筋トレは大切と思っていますが、正しい順番を考えた方が良いとは思います。
だらしなく弱い身体でなく、格好良く強い身体の方が良い。
何歳になろうと私は後者を好みます。
良い環境で稽古するとそれが当たり前になります。
ダラダラの身体の人達だけの集まりは心も身体もダラダラになり、身体の固い人達の集まりは身体は固く柔らかくなりません。
身体が引き締まっていて柔軟な身体で技のキレる空手家の集まりでありたいと思う我が道場です。
私は出来る努力と言うよりは好きなので周りのの環境が変わっても続いています。
最初から出来ないと思わないで先ず一歩踏み出してみましょう。
親子で空手ってのも良いですよ。
押忍