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今朝の朝晴れエッセー 「さわす ということ」

2023年02月08日 | 朝晴れエッセー

(昨日 ひなあられ状態だった庭の梅が咲き始めました)

佐竹加織さん(46歳)の朝晴れエッセーのなかで

「さわす」という言葉について

「さかす?」「さわく?」と

何度も聞き返した

 

新潟出身の友人は地元の親から送られてきた柿を

お裾分けしてくれるという

 

友人は「さわしてあるから一週間後ぐらいが食べごろだと思う」

と言ったそう。

作者・佐竹さんの頭の中は?マークでいっぱいになった

「さわす」が分からないのだ

友人によれば渋い柿のへたを焼酎に漬けて

しばらく置いておくと甘くなるという

それを「さわす」というらしい

 

作者の実家・岐阜は まあまあの柿の産地で

両親に訊いてみるも知らない という

調べてみると辞書にちゃんと載っていて

漢字で「酉林す」と書く

*(☝の「さわす」という漢字は酉と林で一つの字ですがpcでは変換できないので別々に表わしています)

 

「さわす」は方言ではなく標準語だったのだ

私も知らなかったので早速 辞書を引いてみた

【渋みやアクを抜く、水にさらす】とある

 

作者の佐竹さんも言っていますが・・・

日本語でありながら

まだまだ知らない言葉が沢山ある・・と

初めて出会う言葉はとても新鮮

 

「さわす 酉林す」

どこかでサラリ・・と使ってみたいな

 

 

(ロウバイもポツリポツリと咲き始めました)

 

 

 

 

令和5年2月8日 庭の梅と朝晴れエッセー