浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

有難や米一粒の一粒に
神の御命 我給わらん

「講演集」より。

2014-10-15 00:27:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 二


  仏陀、イエス、高橋信次先生の一番身近な弟子に


今日の私の存在は、高橋信次先生とのご縁があってこそで、
先生とのご縁がなければ、とても今の私はございません。
高橋信次先生はご存命中に、このようにおっしゃいました。
「私の身近にあっても私から遠く離れた弟子もある。
また巡り合うことが出来なくても、私の最も身近な弟子もある。
それは、私の説いた法を実践してくれる人である」と。
この教えを頂きまして、先生は忽然とあの世にお帰りになりました。
その後、私はほんとうに精神的に路頭に迷いました。
泣いて泣いて、泣き叫びました。

未熟な私が心から頼りにしているお方が、突然この世を去られましたから、
一体何を頼ったらいいのか、
私はどなたの教えを受けて学ばせていただいたらいいのかと、
途方にくれてしまいまして、
三日間というものは馬鹿のように大声をあげて泣きました。
私の家内が「頭に狂ったのと違うだろうか」といって、
すごく心配してくれたそうです。
しかし、泣き叫んだあとで、
「先生はちゃんと御著書を著わして下さっている、
又声を聞きたければ、テープも全部残して頂いている、
誰にも頼らなくともその先生の教えを頼りに学んでいこう」と、
自ら心に思い決めました。


           ~ 感謝・合掌 ~





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