浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「講演集」より。

2015-05-30 00:13:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三


         太陽の心を実践する


その為には、日々の生活に、神の子としての使命を果たしていかなくては
なりません。
あの太陽の心をわが心に頂いて、日々の生活で太陽の心を行うことです。
自分を犠牲にしてでも、他に慈悲と愛を与えさせてもらうことで、
これは自らを犠牲にしないと与えられません。
太陽は自らの命を燃え上がらせ、自らを燃焼させます。
私たちも、この肉体を動かしてその労働力によらないと、他に愛は与えられません。
行動、善なる実践です。

この時、太陽の心を自分が行うことができます。
そして差別しないことです。
誰方(どなた)に対しても、好き嫌いがあってはいけません。
好き嫌いのあるのが当たり前ですけれど、これを無いようにするのが修業ですね。
嫌いな人が少なくなるほど、私たちは安らぎます。
嫌いな人が多いほど、私たちは地獄へ行きます。

人の悪口ばかり言っていますと、必ずその人から言い返えされます。
すると、又自分が言わなくてはいけないようになり、これは地獄です。
神を賛美し、神を褒めたたえるとは、汝の隣人を褒めたたえ、自分の身近の
方のすばらしいところを見付けて褒めたたえることで、それは、神への賛美に
なります。

隣人を非難し、隣人をくさし、そして神よ神よと言っても、これは駄目です。
そんなものは神に通じません。
太陽の熱、光は無償の愛です。
一切の報酬をお求めになりません。
私たちも自分の余った時間で、無償の愛を行うことです。


              ~ 感謝・合掌 ~



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