恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
太陽の心を実践する
その為には、日々の生活に、神の子としての使命を果たしていかなくては
なりません。
あの太陽の心をわが心に頂いて、日々の生活で太陽の心を行うことです。
自分を犠牲にしてでも、他に慈悲と愛を与えさせてもらうことで、
これは自らを犠牲にしないと与えられません。
太陽は自らの命を燃え上がらせ、自らを燃焼させます。
私たちも、この肉体を動かしてその労働力によらないと、他に愛は与えられません。
行動、善なる実践です。
この時、太陽の心を自分が行うことができます。
そして差別しないことです。
誰方(どなた)に対しても、好き嫌いがあってはいけません。
好き嫌いのあるのが当たり前ですけれど、これを無いようにするのが修業ですね。
嫌いな人が少なくなるほど、私たちは安らぎます。
嫌いな人が多いほど、私たちは地獄へ行きます。
人の悪口ばかり言っていますと、必ずその人から言い返えされます。
すると、又自分が言わなくてはいけないようになり、これは地獄です。
神を賛美し、神を褒めたたえるとは、汝の隣人を褒めたたえ、自分の身近の
方のすばらしいところを見付けて褒めたたえることで、それは、神への賛美に
なります。
隣人を非難し、隣人をくさし、そして神よ神よと言っても、これは駄目です。
そんなものは神に通じません。
太陽の熱、光は無償の愛です。
一切の報酬をお求めになりません。
私たちも自分の余った時間で、無償の愛を行うことです。
~ 感謝・合掌 ~