恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
魂のふるさとへ持って帰るお土産
お話に先立って、Fさんのお譲ちゃんに、すばらしいバイオリンの演奏を
していただきます。
美しい音楽を聴きますと、心が安まりますので、毎回お願いしております。
ではお願いします。(拍手)。
―――バイオリン演奏(ユーモレスク、他)―――
今から「ふるさと」の歌を弾いていただきます。
私たちのこの世のふるさととして、各自生まれた場所がございます。
しかし、ほんとうの「魂のふるさと」は光り輝く天上の世界です。
その世界で私たちは両親に対して、「どうかお父さんになって下さい。
お母さんになって下さい。この地上の世界に魂の修行に出させて下さい」
と言って、私たち自身が、お父さんお母さんにお願いして、そして了解を
いただいてこの地上に迎えていただきました。
そして魂のふるさとへ、いつの日にか志を果たして帰った時、
「私は地上でこれだけのことをさせてもらいました」といって、私たちは
人々への無償の愛をふるさとへのお土産として持って帰るのです。
「生まれる前の世界」そして、
「やがて帰っていく世界」のふるさとを思い浮かべて、
共に合唱していただいたら結構かと思います。
では、Uちゃんお願いします。
―――「ふるさと」の歌合唱―――(拍手)
~ 感謝・合掌 ~