~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
神我の声 長尾 弘
我が身 雲上にあり 心雲下をのぞむ 悠久の山河
連々とつらなり その変化を知らず 愚かなる人智
山を崩し 川を堰き止め 森林を伐採す 川の流れを
変え 自然を破壊す
主なる神 父なる神の ご神体を傷つけて 止むことを
知らず 愛し子たちよ 大自然の力を甘く見ることなかれ
大自然の恐れ 大自然の反動を心して受け取るべし
大自然の姿を見よ 広大なる山河の中に
人の住めるその場所の小さきことを 山々の谷間に
川のほとりに 海辺に開けし小さき扇状形の平野に
群がり 人家密集す 法灯消え去り 人その歩む道を
知らず
故に 苦悩の中に泣き叫ぶ人々その数の多きを知らず
我 雲上より天下り 泣き叫び 苦悩せる愛し子のもとに
馳せ参じ 法灯を点ぜん 倖せへの道を開かん
愛し子よ 幸いあれ 自らを苦しむることなかれ
我が命 この身を父なる神に捧ぐ かくて神
我を知れり 我が命 我が身をもって 父の御心を
この地上に具現せり その時 その場に 金箔舞い降り
金粉 湧き出でたり
いたち来たり我が膝に遊ぶ 小鳥 無数来たり集いて
唄歌い 花開き 花閉ざせり 生きとし生けるもの
我が言葉に従う
この時あらゆる病癒さるる めしい目を開き
もの言えぬ者は語り 足立たぬ者立ち上がれり
また死せる人生き還れり
死を迎えし多くの人の姿を見よ 癌を病みながら
一切の苦しみを知らず 感謝の中にこの世去り行く
これらの人々死して天上界を約束されたり
これすべて父の御技なり
我が神我を通し働き給う父なる神の御技なりけり
盲亀浮木のたとえの如く 世のすべての人々この御技を
知らず愚かなり 世は真の神を知らず 偽りの神々を
求むる人々 その数を知らず されど外に神を求めて
神に巡り合うこと難し
神を信ずる人多く 神より信ぜらるる人少なし
我はその内なる世界に神を求めて神の愛を知れり
世に偽りの神々を信ずる人 あまりにも多し
されど真の神を信ずる人あまりにも少なし
父は信じ得らるる我が子を求め給う 我内なる世界より
来たり 現世にこの身の行いをもって 神の御心を
述べ伝えん。
~ 感謝・合掌 ~