浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

自我越えて肉の己れを
捨し時 神と我とは
一つなる知る

「御垂訓」

2019-04-01 00:22:08 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~


    講演 十

 「さらに諸天善神あり」

先の続き・・・

今日もテレビの宗教の時間に言っておりましたが、
「生きとし生けるものへの同情をせよ」と。
動物にも植物にも、或いは昆虫にも、
そのもの達への同情をさせてもらって
生きた時、それは仏になります。

私たち凡夫では、
お釈迦様のような偉大な悟りは及びもつきませんし、
過去、現在、未来の三世を見通す仏になることは
できませんから、
「この世の中の生きとし生けるものすべてを
救い助けんと祈る心ぞ仏なる」という仏として
生きた時に、誰でも仏になることができますね。

すべてのものを残らず救い助けんと祈る心ぞ仏なるです。
すべてのものを救い助けさせてほしいという
思いを常に持たせてもらい、日々の想念の中に、
その思いを実践させていただくことです。


  ~ 感謝・合掌 ~


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