~ 恩師の「心行の解説」上巻より ~
講演 十
「さらに諸天善神あり」
先の続き・・・
今日もテレビの宗教の時間に言っておりましたが、
「生きとし生けるものへの同情をせよ」と。
動物にも植物にも、或いは昆虫にも、
そのもの達への同情をさせてもらって
生きた時、それは仏になります。
私たち凡夫では、
お釈迦様のような偉大な悟りは及びもつきませんし、
過去、現在、未来の三世を見通す仏になることは
できませんから、
「この世の中の生きとし生けるものすべてを
救い助けんと祈る心ぞ仏なる」という仏として
生きた時に、誰でも仏になることができますね。
すべてのものを残らず救い助けんと祈る心ぞ仏なるです。
すべてのものを救い助けさせてほしいという
思いを常に持たせてもらい、日々の想念の中に、
その思いを実践させていただくことです。
~ 感謝・合掌 ~