浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「御垂訓」

2021-03-22 00:03:18 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「講演集」より

              講演集、三

          子供は親に目覚めを導く


先の続き・・・

駅へ迎えにいきましても、人通りの多い所では、
知った人がよく通るのです。
「何をしているのですか」と声をかけられると、
「いや、ちょっと」と言って
ごまかすのが辛いから、電車がホームに着きますと、
走っていって隠れてホームのほうを見るのですね。

降りる人が一人もいなくなったら、
また駅から線路沿いに離れるのです。
そして又、チンチンと向こうで遮断機の音が鳴ったら、
駅のほうへ走って行くのですね。
終電までそれを繰り返していました。
その時のお月様を見ながら、ほんとうにつらいなあと、
つくづく思いました。
しかし、そんなことも今にして思えば、
自分の悪い癖を正すために子供から
与えられた試練であり、
子供は大きな恩人であったということが分かります。
さもないと、幸せになれるはずがありません。

私たちは、何ごとが起きても、辛いこと、
都合の悪いこと、嫌なことは、
すべて「自分は正しいのに、
人が悪いからこんなことになるのだ」と、つい
人のせいにするのですね。
そして、自分で自分を苦しめていきます。
しかし私たちは、自分の心を苦しめてはなりません。
自分の心を苦しめては、絶対に幸せにはなれないのです。
自分の心を苦しめますと、
ほんとうの神様の御意志に背くのです。


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