浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

自我越えて肉の己れを
捨し時 神と我とは
一つなる知る

「御垂訓」

2022-02-20 00:16:52 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

~ 恩師の御著書「愚か者の独り言」より ~


             講演集 一

     「仏壇には感謝の心を供える」

お仏壇についても同じことが言えますね。
仏様にお供えしたあとお下がりをいただきますが、
ご先祖様の好物であっても、
それが自分の嫌いなものであれば、
お供えはしないです。

自分の好きな物を買ってきて供えています。
ほんとうのお供えというのは、
たとえ自分の嫌いなものでも、
ご先祖様の好まれた物を差し上げることでしょう。

もしご先祖様がほんとうに召し上がったらかなわなし、
また文句を言うかもしれませんね。
供えるというのは、
ご先祖様への自分の感謝の心を供えるのです。

「ご先祖様、今日もこうしてご飯を炊かせていただきました。
これもご先祖様のおかげです」
といってお供えするその心ですね。
またお茶を沸かした時に、
日に一度お供えして感謝するのです。


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