恩師のご著書「講演集」より
講演集、 一
「正しい真の信仰」
先の続き・・・
全てを生かそうとする大自然の生命力、
この生命は、間違いなく私達に与えられています。
生命があるから生きているのです。
生命のないものは死んでいます。
花も虫もその生命力によって生かされています。
生命が宿っている、この生命こそ神の分け御霊です。
この分け御霊をお互いに尊び、信じ、そして讃美し、
そのお互いを信ずることこそ神を信じることです。
お互いを褒めたたえることこそ神を賛美することです。
お互いを愛することこそ神を愛することです。
身近な神々とは、それは私達のこの生命です。
こしらえたお寺さんや、神殿の中に神はありません。
生命とは違うからです。
人の手をもって作られざる宮、この肉体こそ神の宮です。
自然がつくり、人の手をもってつくられざるこの宮こそ
神の住み給う宮です。
皆さん一人ひとりの中にこそ神はおわします。
私達の手や足よりも、もっと近い所に神様はいて下さるのです。
胸に手を当ててみてください。
心臓は間違いなしに鼓動を打っています。
この心臓の響きこそ神の響きです。
偶像は必要としません。
お互いに敬い、お互いに尊び、讃美して生きるべきです。
それが本当の信仰です。
このように生きた時、憑依現象など消えてしまいます。