恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
高橋信次先生の教えに導かれて
先の続き・・・
先生がこの世にいて下さった時は、そのうちに、そのうちに、
自分の心を磨かせてもらってから、先生に会わせてもらおう、
自分の心が少しましになった時に、先生に会わせてもらおうと、
そのように思っておりました。
「そのうち、そのうち」という間に、
先生が亡くなってしまわれたのですね。
その自分の怠慢さ、自分の至らなさを棚に上げて、
わんわん泣き叫んだものです。
そのことに気付かせてもらって、
その後、先生がご講演の中でよく聞かせて下さいました言葉、
「私の身近にあっても、私から遠く離れた弟子がいる。
まだ巡り合うことがなくとも、私の最も身近な弟子もいてくれる。
それは、私の説いた教えを行ってくれる方である。
私の説いた教えを実践してくれる人が私の最も身近な弟子である」という、
この言葉が蘇ってきました。
先生はおられなくとも、その教えを自分の身をもって実践した時、
自分が一番身近な弟子にしてもらえる。