浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

偉大なる光の王に導かれ
我が身は動き口は語らん

「御垂訓」

2023-02-27 00:00:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三

       人を救う実践は「光」である

先の続き・・・

東京のAさんというお宅に、いっぱい大きな金が出たといって、
私の所へ手紙に貼り付けて送ってくれました。
(会場での会話。「あれは小豆より大きいですものね」「大きいですね」)
小豆より大きいのを三つ送っていただきました。
それがたくさん出てきて、桐の箱いっぱい入れてあるそうです。
山口でも、ものすごく劇的なことがあったのですよ。
ちょうどお寺のお坊様がお見えになっていたのです。
婦人会館を会場に貸していただいて、
七十人ぐらい集まっていただいた中に、
お坊様が後ろのほうにおられるのです。

ところが、その時に限って、
またお釈迦様のお話ばかりが出てきます。
専門のお坊様がお見えになっていますのに、
素人の私がお釈迦様のお話をさせていただき、
ほんとうに申し訳ないと思うのですが、
言葉として出るものは止められません。
そして、お釈迦様のお話をいろいろとさせていただきました。

もし、わたしが間違っておりましたら、
後ほど宗教家としてお坊様の立場で、
私を御指導下さいとお願いしておきまして、
お話をさせてもらいました。
禅宗の偉いお坊様で、ものすごく恐い顔をして、
私を睨みつけておられるのです。
ところが、嫌みなことに、次々と仏教の話が出て来るのです。


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