浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

八正道と作善止悪

「御垂訓」

2023-02-21 00:20:12 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
    恩師のご著書「講演集」より


           講演集、 三

    常に「明るい思い」に切り替える訓練

そして、要らぬよけいな心配をしないことです。
よけいな心配をしたら、それは、
もう明らかに次のよけいな心配事につながってきます。
だから、「必ずこの子は健康になってくれる、
必ずこの子は素晴らしい子になってくれる」と、
常に念じるのです。
明るい想念を常に持ってもらうことです。
プラス志向ですね。
或いは常に光のほうに心を向けるのです。
そして、発想の転換、思い方を
パッと切り替える訓練をすることです。

一つのパーンと頬を叩かれたとします。
普通だったら、腹が立つなあと思うのですけど、
「ああ、有難い、二ついかれることを思ったら、
結構なことだ」と言って、喜びに変えるのです。
或るいは手のひらでパーンと横っ面を叩かれたら、
「ああ、有難いよ。
ゲンコでいかれることを思ったら結構だ」と言って、
その思いを無理しても変える訓練をするのです。
そして喜びに変えてしまうのです。
それを常に訓練していきますと、
やがて環境もまた明るくなってきます。



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