恩師のご著書「講演集」より
講演集、 三
常に「明るい思い」に切り替える訓練
そして、要らぬよけいな心配をしないことです。
よけいな心配をしたら、それは、
もう明らかに次のよけいな心配事につながってきます。
だから、「必ずこの子は健康になってくれる、
必ずこの子は素晴らしい子になってくれる」と、
常に念じるのです。
明るい想念を常に持ってもらうことです。
プラス志向ですね。
或いは常に光のほうに心を向けるのです。
そして、発想の転換、思い方を
パッと切り替える訓練をすることです。
一つのパーンと頬を叩かれたとします。
普通だったら、腹が立つなあと思うのですけど、
「ああ、有難い、二ついかれることを思ったら、
結構なことだ」と言って、喜びに変えるのです。
或るいは手のひらでパーンと横っ面を叩かれたら、
「ああ、有難いよ。
ゲンコでいかれることを思ったら結構だ」と言って、
その思いを無理しても変える訓練をするのです。
そして喜びに変えてしまうのです。
それを常に訓練していきますと、
やがて環境もまた明るくなってきます。