恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
自分を赦すことの難しさ
先程の私の幼少時の反省の話しに戻りますが、
わるいのは親に嘘をついて怪我をしたことばかりでなく、
その嘘のために友達の家で勉強してくると
名前を利用された友達のほうも、
もしこの事実を知れば迷惑したであろうと思います。
自己を追及した時、本当に数々の罪、過ちを
犯してきたことが浮かび上がってきます。
嘘、盗み、人の悪口、非難、中傷、恨み、
憎しみ、数えてみればきりがありません。
幼い頃につくった数々の過ちが私の人生を
大きく支配していたことがよくわかってきました。
幼い頃から常に「自分に厳しく、
他に寛大に生きなさい」と、
父母から教えられてきました。
また、学校の先生からも教えられました。
これが正しいことであると信じてきました。