恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
父母の恩を知り孝養を尽くすき
先の続き・・・
なぜかと言いますと、この世の中で誰よりも
父母は常に子の幸せを思ってくださり、
その後ろには神がおいでになるからです。
私の父はよく
「八人の子の中でお前の所に来た時が
いちばん心が安らぐ」と
言ってくれたものです。
父が何度も同じことを私に話しても、
今はじめて聞かせてもらったかのような顔をして
そのまま受け容れていたので、
父としては居心地がよかったのではないかと思います。
しかし、実際に常に新しい気持ちで聞いたのです。