恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第六章 人類滅亡を救う奇跡と癒しの秘密
神我の声に耳を澄ませ!
法の伝道のための旅の途上、
飛行機の中で瞑想していた時のことです
身は機上にあり 心 天界にありました
そこは地球の成層圏内の雲海というより、
紫雲海とも呼ぶ天上の世界です
金色燦然と輝く世界から放たれる光を浴びつつ
雲海からのぞく遙かな下界を見下ろすと
悠々の大河は地表をうねり
山の峰々は連綿として連なっておりました
しかしそれはどこまでも大自然そのままの姿を
とどめているのではありませんでした
人間たちが愚かなる小智才覚でもって
山を崩し 川を堰き止め 海を汚し
森林を伐採し
父なる創造神から与えられた自然を破壊して
顧みない哀れな惑星の姿でありました
この人類が恩恵をこうむりながら住んでいる
星そのものが生命の祖(おや)である神の
御神体だということも忘れたかのように人類は
これを傷つけ傷つけられ変わり果てた
惑星は痛ましい姿をさらしながらも
ただ黙って人類の行為を見守っておられます