恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
自分を赦すことの難しさ
先の続き・・・
その後、道を説く書物の中にも、
道を説く方々の教えの中にも、よく出て来る言葉です。
ですから、
このことは自分の人生の一つの目的でもあり、
指針でもありました。
常に己に厳しく生きてきたつもりです。
それだけに、私の人生も厳しいものでした。
また、人にできるだけ寛大に生きる努力をしてきました。
それがある意味では、
人に甘え心を与えていたかもしれません。
とにかく、己に厳しく生き、
己れを甘やかせてはならないという思いが、
私の信条でもありました。