恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第五章 心の曇りをとるための反省
自分を赦すことの難しさ
先の続き・・・
この思いにより、どうしても自分を
赦すことができませんでした。
自分を赦すことは、
自分に寛大にならなければできません。
しかし、そうすることで、
かえって自分を甘やかすことに
なると思っていました。
これでは教えにそむくことに
なってしまいます。
このような思想を持っていましたから、
どうしても自分を赦せなかったのです。
赦せない結果、
自分に対して責め裁くこと以外、
できません。
どう考えても、どう思っても
赦せないのです。
何回、何十回と反省しても、
堂々巡りの繰返しです。
これから先へ進むことが
できませんでした。