恩師のご著書「思いの中に生きる」より
「結構の源やん」
先の続き・・・
一回何て言うか聞きに行こうか」
と言って、源やんの家に行ったそうです。
「源やん居てるかーッ」と言って行ったら、
「ハーイ」と出て来られたそうです。
「かなわんなァ、こんだけ降ったら」
と言いますと、その源やんが
「ああ結構やないか」
とおっしゃったそうです。
恩師のご著書「思いの中に生きる」より
「結構の源やん」
先の続き・・・
一回何て言うか聞きに行こうか」
と言って、源やんの家に行ったそうです。
「源やん居てるかーッ」と言って行ったら、
「ハーイ」と出て来られたそうです。
「かなわんなァ、こんだけ降ったら」
と言いますと、その源やんが
「ああ結構やないか」
とおっしゃったそうです。
恩師のご著書「思いの中に生きる」より
「結構の源やん」
先の続き・・・
で、ある年、毎日毎日雨が降り続いたそうです。
一カ月ほども降ったそうです。
その時代、「土方殺すに刃物は要らぬ。
雨の三日も降ればよい」といって、
三日間仕事ができなければ、
もう日雇いの人は
食べられないような状態だったのです。
源やんの友だちの人たちが、
「さすがにあの結構の源やんも
これだけ雨が降ったら、
もう結構ってよう言わんやろなァ。