「関ジャム」の石川さゆりさんは、圧巻だった。歌を歌う時に主人公の年齢や設定を細かく考えるところは、ストーリーテリングと似ていると思った。また、安くん主演の舞台「俺節」で石川さゆりさんの歌を安くんが歌っていることに触れた時、大倉くんが安くんは作曲もできると言ったら、安くんが営業はいいからと遮ったのが、なんとも微笑ましかった。
『不時着する流星たち』 小川洋子 角川書店
ヘンリー・ダーガー、エリザベス・テーラーなどの人々に触発されて紡ぎだされた短篇集。
なんとも不思議な手触りのする短編集。一つのモチーフから、こんなお話を紡ぎ出すなんて、小川洋子さんはスゴイです(紡ぎ出すという言葉がピッタリくると思う)人が秘かに隠している嫌らしさが暴露される感じで、好き嫌いの分かれるお話だと思うが、淡々とした語り口で私は好き。
「散歩同盟会長への手紙」「手違い」「肉詰めピーマンとマットレス」「さあ、いい子だ、おいで」が好き。そして、イラストが奇妙な感じを出していて秀逸。
『不時着する流星たち』 小川洋子 角川書店
ヘンリー・ダーガー、エリザベス・テーラーなどの人々に触発されて紡ぎだされた短篇集。
なんとも不思議な手触りのする短編集。一つのモチーフから、こんなお話を紡ぎ出すなんて、小川洋子さんはスゴイです(紡ぎ出すという言葉がピッタリくると思う)人が秘かに隠している嫌らしさが暴露される感じで、好き嫌いの分かれるお話だと思うが、淡々とした語り口で私は好き。
「散歩同盟会長への手紙」「手違い」「肉詰めピーマンとマットレス」「さあ、いい子だ、おいで」が好き。そして、イラストが奇妙な感じを出していて秀逸。