ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
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「バベルの塔」展

2017-09-17 15:10:56 | 美術鑑賞
「バベルの塔」展 2017年7月18日~10月15日 国立国際美術館
 昨日、バベルの塔展へ。台風なので人が少ないと思って行ったが、なんのなんの。金曜日と土曜日は9時まで開館しているので、早ご飯を食べてからゆっくり見ようと計画していたが、暴風警報が出ると閉館になると聞いて計画を変更して早めに来館したのだ。今日だったら、暴風警報が出ているので閉館だった。


●16世紀ネーデルランドの彫刻 服の模様、本のページ、フリンジなども木の彫刻で表されている。細かいものも彫って表現していることにビックリ。
●<放浪者(行商人)>ヒエロニムス・ボス いろいろな暗示がいっぱい。それより、建物の右側に立ちションしている人がいるような気がするのだが。妹に言われるまで気付かなかった。
●<象の包囲>作者不詳 画面に∞のマークが!「象の鼻先やん」と妹に言われて、我に返る。エイターは、なんでも∞マークに目がいってしまう。
●ブリューゲルの版画 「ベルギー奇想の系譜展」で見たものが多い。いつもながら、どうして こんなへんてこなものを考えつくころができるのやら。
●<ガレー船を従えた沖合の3本マストの軍艦>ブリューゲル ブリューゲルの版画の中では、普通。しかし、風にはらむ帆や船が立てる波などが雄大な感じでいい。
●<バベルの塔>ブリューゲル 塔の左側に見える赤いのは、資材のレンガを、白いのは、漆喰などを運んだ跡らしい。資材を運ぶクレーンや馬に乗った人や細かい。模倣の拡大図がみやすかった。


マスコットキャラクター タラ夫くん

「INSIDE BABEL」大友克洋 大友さんが描くバベルの塔の内部

 帰りにガチャガチャをする。しかし、ガチャガチャが壊れていて、レジで申し出るとボールが入っている箱に穴から手を突っ込んでボールを取るという、商店街のくじのような方式でゲットする。

もっと変わったピンバッジが欲しかったよう。しかし、7種類のピンバッジの元となる版画が掲載された紙も入っていたから、よかったかな。

 エレベーターの横の柱にある赤いチューリップ。これは、須田悦弘さんの木製の作品。常設展示だが、何気ないので見逃さないでね。
 地下2階は、国立国際美術館の所蔵品による「コレクション-風景表現の現在」。北辻良央さんの「オリーブ・ガーデン」、鴫剛さんの「無題D」とかが好き。

 地下1Fインフォメーションに申し出れば、写真許可証みたいなものを渡してくれ、地下2Fの所蔵品のみ撮影できる。しかし、SNSなどにあげるのは禁止。


コメント
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