ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『漢字のはなし』『翻訳できない世界のことば』

2018-04-27 21:12:14 | 
 TOKIOの山口達也のおこした強制わいせつ事件。私の回りでは、夜に山口達也の家を訪ねた女子高生も悪いという人もいるが、被害者である女子高生を責めてはいけない。行きたくなくても、出演番組の司会者に言われたら行かざるえなかったのではないか。世慣れている子ならば、上手にあしらったであろうが、真面目な子だったので、うまくかわせなかったのではないか。危険を感じたから、友だちと一緒に行ったのではないか。好きでもない人にキスされたら嫌だよね。未成年の女の子を責めないでほしい。
 昔、知り合いが仕事を辞める時に、「お世話になったからご馳走したい」と上の人にしつこく誘われたことがあった。嫌だったので断っていたが、しつこく誘われて らちがあかない。一対一が嫌なので、「友人と一緒なら」ということで食事に行ったという話を思い出した。
 明日のサタプラで丸ちゃんのコメントが注目されるだろうな。


『漢字のはなし』 阿辻哲次 岩波ジュニア新書
 世界でもっとも長い歴史をもつ文字・漢字。この今に生きる古代文字の三千年に及ぶ歩みのなかから、興味深いエピソードを紹介し、漢字文化の面白さを語る。
 文字の歴史など、わかりやすく説明して興味深かった。
 ハングルが1443年に作られた文字であること。表意文字の漢字と表音文字のひらがな・カタカナを使い分ける日本は、世界でもまれなこと。横書きも縦書きも可能である漢字とかなは、世界では珍しい文字であること。知らなかった~。
 そして、日本の黄綬褒章とか紫綬褒章とかあるけれども(春の叙勲は4/29に発令。もうすぐ)、綬とは印章についているひものことで、黄綬と言えば黄色のひも、紅綬と言えば紅いひもだとか。これも知らなかった~。

『翻訳できない世界のことば』 エラ・フランシス・サンダース 前田まゆみ訳 創元社
 外国語のなかには、他の言語に訳すときに一言では言い表せないような各国固有の言葉が存在する。この「翻訳できない言葉」を世界中から集め、著者の感性豊かな解説と瀟洒なイラストを添えた世界一ユニークな単語集。
 大人の絵本。日本語からは、「ボケっと」「積ん読」「木漏れ日」「わびさび」が入っていた。
 私の気に入った言葉は・・・。
ウルドゥー語の「ナーズ」だれかに無条件に愛されることによって、生まれてくる、自信と心の安定
スウェーデン語の「レースフェーベル」旅に出る直前、不安と期待が入り混じって、絶え間なく胸がドキドキすること
タガログ語の「キリグ」おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、すてきなことが起きたときに感じる。
ウルドゥー語の「ゴーヤー」信じ切ってしまうこと。すばらしい語りを聞いて、『まるで』ではなく、全くの真実に感じられることを言う。  あぁ、こんな語りを子どもたちの前でしてみたい・・・。
コメント
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