『アンナプルナ登頂』 モーリス・エルゾーグ作 近藤等訳 岩波少年文庫
1950年、アンナプルナ。正確な地図もなく、モンスーンの襲来目前というきわめて困難な条件のもとで、フランス遠征隊は必死の努力をつづけ、ついに8000メートル峰の初登頂に成功した。
途中で読むことを断念した本に再び挑戦して読了。前半は、地理がよく分からず、読みにくかった。そして、苦労の末の登頂は、私にはなんともあっけないというか。しかし、この本のキモは、登頂後にある。下山は苛酷を極め、隊長のエルゾーグたちは、手足の指を凍傷で失ってしまうのだから。小学校の遠足で先生が言う「家に帰りつくまでが遠足です」を思い出した。無事に下山するまでがどんなに大変なことか。
1950年、アンナプルナ。正確な地図もなく、モンスーンの襲来目前というきわめて困難な条件のもとで、フランス遠征隊は必死の努力をつづけ、ついに8000メートル峰の初登頂に成功した。
途中で読むことを断念した本に再び挑戦して読了。前半は、地理がよく分からず、読みにくかった。そして、苦労の末の登頂は、私にはなんともあっけないというか。しかし、この本のキモは、登頂後にある。下山は苛酷を極め、隊長のエルゾーグたちは、手足の指を凍傷で失ってしまうのだから。小学校の遠足で先生が言う「家に帰りつくまでが遠足です」を思い出した。無事に下山するまでがどんなに大変なことか。
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