ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『潜入兄妹/特殊詐欺特命捜査官』2024

2024-10-19 18:18:08 | 刑事ドラマ HISTORY

2024年秋シーズン、日本テレビ系列の土曜夜10時「土ドラ10」枠でスタートしたサスペンスドラマ。制作はこれまで同枠にて『大病院占拠』『新空港占拠』『ボイス/110緊急指令室』等を手掛けてきた日テレ&AX-ON。

つまり今回も「ミスリード」と「どんでん返し」を無限ループで繰り返す究極のアトラクション・ドラマで、先の展開や真犯人&裏切者の正体を、視聴者たちがネット上で“考察”して盛り上がる構図は前回レビューした『警視庁考察一課』と同じ。昨今の連ドラは(ジャンルを問わず)多かれ少なかれそういう要素が不可欠になってるみたいです。



主人公は、刑事だった父親を特殊詐欺組織「幻獣」に殺された元神奈川県警ポリスマンの渡良瀬貴一(竜星 涼)と、その妹で優秀なホワイトハッカーの渡良瀬優貴(八木莉可子)。

二人は父親の無念を晴らすべく独自に「幻獣」の正体を探ってたんだけど、いきなり県警捜査二課の刑事たちに身柄を拘束され、実は父が特命捜査官として「幻獣」に潜入し、正体がバレて暗殺されたという事実を聞かされた上、二人が犯したハッキング等の違法行為を見逃す条件として、半ば強制的に「幻獣」への潜入を依頼されるのでした。



父と同期だった捜査二課刑事の入間慎之介(及川光博)は二人の良き理解者として裏からサポートするんだけど、そういう人物こそが敵と内通してる“裏切者”なのは今やセオリーで、だけどそう見せかけて実は味方だった、と見せかけてやっぱり裏切者だった!と見せかけて実は……!みたいな展開になるのも自明の理。

そんな荒唐無稽っぷりを「ほら来た!」「まだやるんかい!?」って、たぶんネット民たちは“ネタ”として面白がってる。これもある意味「サスペンスドラマのパロディー」と言えるかも?



もし、詐欺組織「幻獣」の冷酷無比な幹部=幻武(吹越 満)こそが実は潜入捜査官で、唯一信用できる仲間だったりするのかも?なんて匂わせて来たらやっぱり裏切るだろうし、と匂わせてやっぱり……!とか、笑えてナンボのパロディーなら何だって有り得る。



まあパロディーは言い過ぎとしても、これは全てがゲームなんだと割り切って観ればけっこう面白い。私はネット上の“考察”に参加する気は無いけど、時間さえあれば最終回まで観ちゃうかも知れません。

敵幹部を演じるキャストが毎回1人ずつラストシーンで明かされるのも『占拠』シリーズから続くお約束で、第2話で明かされた色気ムンムン女「朱雀」の正体は、『占拠』シリーズでも敵に寝返った白石聖さん!



なので今回も、実は彼女こそが唯一の味方だった!と見せかけてやっぱり寝返った!と見せかけてやっぱり……!てな展開も充分あり得ます。むしろ是非そうして頂きたい!



ほか、捜査二課長“詐欺犯罪特別対策室”の吉野室長に長尾純子、県警の狩野刑事部長に神尾佑、そして渡良瀬兄妹が所属(潜入)する詐欺チームのリーダーに入山杏奈、その仲間に徳井優、呉城久美、伊藤あさひ、岡井みおんetc、といったレギュラーキャスト陣(第2話時点)。



以前はこのテの番組を目の敵にしてたのに、ちょっと変わって来た自分の心境が興味深いです。心が広くなったんだと思いたい!

セクシーショットは八木莉可子さん、白石聖さん、入山杏奈さんです。

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『警視庁考察一課』2024

2024-10-17 21:50:16 | 刑事ドラマ HISTORY

本当は2022年にテレビ東京系列の月曜深夜枠「ドラマプレミア23」で放映された番組だけど、我が東海地方では2年遅れの2024年秋シーズン放映となりました。

秋元康 企画&原作、テレビ東京&ソケット制作による全12話のオリジナルドラマ。

秋元氏は2019年に“究極の犯人当てゲーム”と言えるミステリードラマ『あなたの番です』をヒットさせ、視聴者たちがネット上で真犯人や裏切り者の“考察”を楽しみ合う様子を見て今回の企画を思いついたそうです。

タイトル通り、刑事たちがただひたすら事件を考察し、刑事部屋から一歩も出ずに真犯人を特定。そして逮捕は捜査一課に丸投げ……というより捜査一課が彼らに推理を丸投げしてる感じ。

つまり本当に謎解きしかしない刑事たちのドラマで、私は本来なら激怒しなくちゃいけないのに、それが困ったことにけっこう面白い。

もしかしたら、謎解きゲームに興味がない私だからこそ面白く感じるのかも知れません。その理由は、刑事たちの顔ぶれを見れば分かって頂けるはず。



大東京警察署に拠点を構える考察専門部署「考察一課」の課長=“崖の船越”こと船越慶一郎に、船越英一郎。

元敏腕刑事にして売れっ子ミステリー作家の考察官=“湯けむりの楓”こと山村楓に、山村紅葉。

どんな事件でもすぐ「犯人はサイコパスだ」と決めつける挙動不審な考察官=西村まさ雄に、西村まさ彦。

某ドラマの女性監察医のように解剖所見の分析に長ける考察官=高島誠子に、高島礼子。

某ドラマの女性検事のように鋭い勘を持つ考察官=名取悠に、名取裕子。



新米考察官の藤井龍に、藤井流星。

考察一課と捜査一課の橋渡し役を担う考察官=徳永りえに、徳永えり。

考察一課の船越課長とは犬猿の仲に見えて、実は信頼し合ってる捜査一課課長の柳沢慎三に、柳沢慎吾。

そして元捜査一課刑事で時刻表トリック考察のエキスパート、だけど京都で刑事ドラマを監修しているため基本的には不在の内藤昌志に、内藤剛志。(実際、第2話まで観たけどまだ出てこないw)



つまりベースは「2時間サスペンスドラマ」のパロディーってワケです。

船越課長が最後に真犯人を特定するとき、必ず脚立に上るのはそこに崖が無いから。そういうナンセンスさは私の好みだし、笑いながらミステリーを楽しめるという意味じゃ近年のイチオシ『警視庁・捜査一課長』シリーズに通じるものがある。

1時間枠でこの下らなさだと長く感じそうなもんなのに、芸達者が揃ってるお陰でそうはならない。全編ほとんど刑事部屋のセット内で完結しちゃうのに、レギュラーキャスト陣の顔ぶれと演技力が低予算臭を強引にかき消してる!

『相棒』以降の刑事ドラマは「地味なレギュラーに豪華なゲスト」が基本ですから、そういう意味でも新鮮、というより懐かしい!(昭和の刑事ドラマは逆でしたから)

やっぱり私は、ミステリーそのものが嫌いなワケじゃない。それ一辺倒で何も工夫しない、何もチャレンジしてない(ように見える)創り手たちの姿勢にいつもガッカリしてるだけ。

その点、さすがは名うてのヒットメーカー・秋元康と言うほかありません。「なんとなく気に食わない」と感じてる人が(特に私の世代には)多そうだけど、努力や苦悩なくしてヒット作は決して生まれない。そこは素直に認めなきゃと思い知らされました。



セクシーショットは、その秋元さんプロデュースによるアイドルグループ「乃木坂46」の元メンバー、北野日奈子さん。大東京署の庶務係=北野美奈子役でレギュラー出演されてます。

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『GO HOME/警視庁身元不明人相談室』2024

2024-07-20 16:56:05 | 刑事ドラマ HISTORY

2024年夏シーズン、日本テレビ系列の土曜夜9時「土ドラ9」枠でスタートした、日テレ&AX−ON制作によるオリジナル企画の警察ドラマ。

警視庁の窓際部署「身元不明人相談室」の捜査官たちが、身元不明の御遺体を特定し、関係者のもとへと帰すために奮闘する姿が描かれます。



今シーズンもどうせ不作だろうと思いつつ、一縷の望みを託したのがこの作品でした。

なぜなら、全てを観てきたワケじゃないけど「小芝風花主演作にハズレなし」っていう伝説が自分の中で築かれてるのと、2020年以降わずか3本しか出てないホームラン作『MIU404』『ハコヅメ』『ラストマン』がいずれもバディ物だから。



しかも女性どうしのバディ物刑事ドラマはあまり例がない。

戸田恵梨香&永野芽郁の『ハコヅメ/たたかう!交番女子』(’21) は舞台が派出所で正確には刑事物じゃないし、黒木メイサ&多部未華子の『ジウ/警視庁特殊犯捜査係』(’11) はそれぞれ所属部署が違うからバディバディ詐欺だったし、それ以外の女性バディ物は言っちゃ悪いけどお年を召したコンビだったりして、少なくとも私向けじゃありませんでした。



それが今回、まず主人公=三田桜を演じるのが前述のとおり「主演作にハズレなし」の小芝風花。彼女は必要以上に身元不明者の心に寄り添っちゃうキャラクター。



そしてその“10歳差の同期生バディ”となる月本 真(つきもと まこと)役が、異色の刑事物『ヤメゴク/ヤクザやめて頂きます』(’15) で主役を張った元AKB48のエース=大島優子。自身の恋人が失踪したままになってる彼女は、残された遺族の心に寄り添います。



お二人とも芸達者で、しかも揃ってビューティフルボインのオーナー。ストレス発散のキックボクシングが少々へなちょこでもボインぼよよ~ん!でお釣りが出るワケです。



そんな2人のおっぱいを密かに喜ばないワケがない、室長の利根川に吉田鋼太郎。



同僚の堀口捜査官に戸次重幸、武藤捜査官に半海一晃。



捜査一課のホープだけど私にとってはどうでもいい存在の手嶋刑事に、どうでもいいアイドルグループ“Snow Man”の阿部亮平。(同シーズン放映の『ギークス』にレギュラー出演してる同姓同名のベテラン俳優とは別人だけど、どうでもいい)



主役コンビと警察学校で同期生だった“科捜研”の芹沢研究員に、柳 美稀。その上司で利根川室長と同期生だった早瀬所長に、高島礼子。



そして失踪した夫(浅利陽介)の帰りを健気に待ち続ける、初回のゲストヒロインに仁村紗和。



「ソツはなし」と言えるキャスティングで、ドラマの内容も実際「ソツはなし」って感じだけど、だからこそ私は物足りない!

「女性どうしのバディ物は珍しい」っていう以外の見どころが「揺れるおっぱい」だけじゃ物足りるワケがない! (もちろん脱いでくれりゃ話は別だけど100%あり得ないゴートゥーヘルな時代)

なぜ私がこんなに物足りなく感じるのか、大きな理由が2つあります。

まず1つ目は、このドラマが明らかに「大多数(主に女性)の視聴者を気持ちよく泣かせること」を目標にして創られてるから。

つまり「泣けるラストシーン」から逆算して脚本が書かれてるから、このストーリーで最後に泣くとすればどういう展開だろう?って考えれば容易に先が読めちゃう。そりゃどんな名優が演じたって物足りないに決まってます。

本当の涙って、不意を突かれた時にこそ流れるもんだと私は思うので、さあ今から泣かせまっせ、ハンカチ用意しなはれやって空気を漂わせるのは完全に逆効果。

それでも積極的に泣きたい観客は条件反射的に泣けるみたいだけど、そんな予定調和な涙は心の浄化にもストレス発散にもならんでしょう。

笑いに関しても全く同じことが言えて、このドラマは笑いの取り方も型に嵌まってて私は全然笑えない。不意を突いてくれないから。



2つ目の理由は至極単純、身元不明遺体を窓際部署の刑事たちが成仏させるっていう、企画そのものに新鮮味が無いから。『遺留捜査』シリーズを筆頭に同じような警察ドラマが山ほど存在するのに!

そうした過去作を観てない世代には新鮮かも知れないけど、そんな若い人らが果たして王道まっしぐらな本作に興味を持つだろうか?

やれ予定調和だのゲーム感覚だの女子供に媚び過ぎだのと我ながらうるさい客だと思うけど、愛あればこそです。冒険させてもらえない現状はよく解るけど、それでも年に1本はホームランが出てるんだから「次はオレたちがキメてやる」っていう気概を持って欲しい!

いや、ホームランには及ばずとも、せめて新鮮なものを見せて欲しい。それだけで結果としてホームランになる可能性があるんですから、このジャンルは。



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『降り積もれ孤独な死よ』2024

2024-07-18 06:00:04 | 刑事ドラマ HISTORY

2024年夏シーズン、日本テレビ系列の日曜夜10時30分「日曜ドラマ」枠でスタートした、読売テレビ&ファインエンターテイメントの制作によるミステリードラマ。

井龍一氏(原作)&伊藤翔太氏(漫画)の人気コミックを橋本夏氏が脚本化、エンディング主題歌をあいみょん氏が担当されてます。

2017年、山梨県にある邸宅で13人の子供たちの白骨遺体が発見された通称「灰川邸事件」が、7年の時を経た2024年に再び動きだす!

果たして真犯人はいったい誰なのか!? そしてその動機は? トリックは? 乳首は? 足の裏は?

2017年に灰川邸事件を担当した山梨県警富士山北署の元刑事で、現在は警備会社に勤めてるけど否応なく事件に引き戻されちゃう主人公=冴木 仁に、成田 凌。



富士山北署で冴木の良き先輩だった警部補=五味明日香に扮するのはなんと!


『ジウ/警視庁特殊犯捜査係』(’11) から『オトナ高校』(’18) を経て再び刑事ドラマの世界にカムバックしてくれた、黒木メイサ!

ご無沙汰だったのは赤西仁とやらと結婚して子育てに忙しかったからで、昨年めでたく離婚! 久々にキレのいいアクションを(ちょっとだけ)見せてくれました。動ける女優さんは大歓迎、あとは脱ぐだけです!


その上司で、夜な夜なVR世界に癒やしを求めてるに違いない川相警部を演じるは、VRおじさんを除けばいつも「だいたい刑事か殺人鬼の役ばかり」とトーク番組で自白した、野間口 徹。


2017年と2024年をつなぐ役割を担う雑誌記者=森燈子に、乃木坂46を卒業したばかりの山下美月。


かつて灰川邸で“保護”されてた家出娘で、実質のヒロインとなる(つまり真犯人である可能性も高い)蓮水花音に、2006年放映のNHKドラマ『対岸の彼女』が女優デビュー作(当時は吉田里琴名義)だった、吉川愛。


そして灰川邸の持ち主でいかにも怪しい風貌の第一容疑者=灰川十三に、小日向文世。



ジメッとしたダークな作風は悪くないし、オトナ高校を卒業して色っぽくなったメイサや、成田凌くんの“はぐれ刑事”っぷりも魅力的なんだけど……

如何せん何度も何度も何度も同じこと書いて来て常連読者さんもウンザリされてるように、私は「犯人当てゲーム」にまったく興味が湧きません。

特にコミック原作と聞くと、偏見を承知の上で「どうせ最初からドラマ化狙いでしょ」なんて穿った見方をしてしまう。

事件の背景に「親から子への虐待」があるっていう構図も各番組で使われすぎて、今やすっかり飽和状態。このご時世、使っちゃいけないネタが多すぎて、同じネタを乱用するしかない裏事情も透けて見えます。

だから、現在のテレビ番組に新鮮なものを求める私自身が一番どうかしてる。無いものねだりにも程がある。無難につくるしか無いんだから。寄ってたかって誰かを攻撃したくてウズウズしてる、ヒマ人たちが手ぐすね引いて待ってるんだから!

そういう状況下でドラマを創らなきゃいけないスタッフさんの身になれば、おいそれと悪口も書けなくなっちゃう。こうして毎回同じこと書くぐらいなら、刑事ドラマを追いかけ続けるのもいい加減やめるべきかも?

だけど、ごく稀にホームランが生まれるから、やっぱりやめられない。2020年以降だと『MIU404』『ハコヅメ』『ラストマン』の3本で、ほぼ年に1本ペース。大多数の凡打や三振があればこその喜びがクセになってる。さて、今年はどうなのか? 打率は下がる一方だけど。

セクシーショットは吉川愛さん、山下美月さん、そしてお帰りなさいの黒木メイサさんです。

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『ギークス/警察署の変人たち』2024

2024-07-14 19:19:04 | 刑事ドラマ HISTORY

2024年夏シーズン、フジテレビ系列の木曜夜10時「木曜劇場」枠でスタートした、共同テレビ制作による連続ドラマ。

“GEEK(ギーク)”とは賢いオタク、人とのコミュニケーションが苦手な者という意味だそうで、頭脳は明晰だけど人間関係に難がある小鳥遊警察署勤務の女性職員3人が、ディナーの井戸端会議で事件解決に貢献していくというコメディータッチのミステリー。



バツグンの記憶力と証拠分析能力を持つ鑑識官ギーク=西条唯に、松岡茉優。



心理分析に長けた産業医ギークの吉良ます美に、田中みな実。



やたら地理に詳しい交通課員ギークの基山伊織に、滝沢カレン。



ほか、強行犯係の刑事に中村蒼、若林時英、鑑識係の職員にマギー、泉澤祐希、交通課員に阿部亮平、署長に徳井優、そして経費にうるさい警務課の事務職員にあのちゃん、といったレギュラーキャスト陣。



……に加え、ヒロインと不器用なラブコメを繰り広げる、謎の爽やかイケメンを白洲迅が演じてる点からも判るように、まあ徹頭徹尾「女性視聴者ファースト」な内容で私などお呼びじゃありません。



民放のテレビ各局が年配層(特に男性)を切り捨てにかかってるって、数年前から書いて来たけど本当にそうなってますね!

前回レビューした実写版『ブラック・ジャック』などは例外中の例外で、単発スペシャルだからこそ許されたんでしょう。連ドラはもう、どれもこれも恋愛ゲームか謎解きゲームばかりで、私はちょっと観るに耐えません。

この『ギークス』も松岡茉優さんの演技以外には何ら見どころが見い出せない。



その松岡さんの演技にしたって、生活安全課の刑事を演じられた『初恋の悪魔』(’22) と少しキャラが被ってる(ドラマ自体の作風まで似てる)もんで新鮮味に欠けるんですよね。そうなるともう、私が本作を観る理由がほぼ無くなっちゃう。

刑事ドラマだけは責務として、少なくとも初回は観てレビューしなくちゃいけない(と勝手に思ってる)ワケですが、各番組がどんどん無個性になってるから書くことも無いんです。

あっ! 無個性と言えば、第2話に登場した犯人役の若手俳優。刑事役の中村蒼くんと顔の作りがそっくりで、これは一人二役かと思うほど紛らわしかった! 何故わざわざそんなキャスティングをする!? (ギャグのつもりなら100%スベってるぞ!)

そう見えたのは自分が老いてるせいなのか、それとも若者たちの顔がどんどん均一化してるからなのか? まあ、その両方なんでしょうけど、韓国の男性アイドルグループなんかマジで全員アンドロイドか誰かのクローンにしか見えないんですよね! YES,高須クリニック!?



感想はそれぐらい。作品として突出したものが見当たらず、ほんと整形しまくりイケメンの顔みたいにのっぺらぼう。世間から「オワコン」呼ばわりされてる事実を、一体どこまで深刻に受け止めておられるのか甚だ疑問です。

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