








三代目秘書の松尾依里佳さんが産休で『探偵!ナイトスクープ』を降板された時、次回予告で「新秘書登場!?」のテロップと共に、依頼文を読み上げる若い女性の姿がモザイク越しに映し出されました。
その映像で人物を特定することは不可能だったけど、私はその声を聴いて「えっ、これ、多部ちゃんと違うの?」って思ったんですよね。彼女の特徴ある声と、文章の読み方に凄く似てるように感じたんです。
多部未華子さんは関西出身のご両親の影響で『探偵!ナイトスクープ』の大ファンだっていう話をどこかで聞いた覚えがあり、また私も大好きな番組なもんで、これがホントに多部ちゃんならこんなに嬉しいことはない!って、すっかり舞い上がってしまいました。
単純に、これから数年は(ドラマに出なくても)毎週テレビで多部ちゃんを観られるって意味でも、ファンとしてメチャクチャ嬉しいことです。
なので、興奮しながらタベリスト仲間のyamarine師匠とgonbeさんのブログに「ナイトスクープの新秘書、多部ちゃんかも!?」ってコメントを書き込んだんだけど、程なくしてあの声の主は本田望結ちゃんであることが判明し、典型的な「ぬか喜び」に終わってしまいました。
実際に本田望結ちゃんの映像付きで観ると、声も読み方もそんなには似てないんだけど、モザイク越しで声を聴くと似てる気がしたんですよねぇ……
それはともかく、どうやら正式に四代目秘書が決まるまでは「秘書見習い」として毎週違うタレントさんが秘書役を務めるらしく、二階堂ふみさんや本仮屋ユイカさん、松岡茉優さんといった若手女優たちが続々登場するのを観て、やっぱり多部ちゃんが(番組のファンだっていう情報がデマでなければ)登場する可能性は充分にあるぞ、って思ってたら……
2018.5.25、ついに降臨してくれました! しかも、その回の顧問が萩原健一さん! ワンコ刑事とマカロニ刑事、夢の共演です。多部ちゃんは『デカワンコ』で『太陽にほえろ!』にオマージュを捧げながら、七曲署OBとの共演は朝ドラ『つばさ』における山下真司さん(スニーカー)、石橋蓮司さん(復活版のデカチョウ)以来、ずっと無かったんですよね。奇しくも、多部ちゃんの髪型がしばらく見ない間にストレートのロング(『つばさ』の頃のスタイル)に戻ってました。
それより何より、想像してた以上に多部ちゃんが『ナイトスクープ』好きであることが分かって嬉しかったです。これまで秘書見習いで登場してきた方々も番組ファンを公言されてたけど、多部ちゃんみたいに感極まって涙ぐむような人はいませんでした。
これまでずっと事務所の意向に従って仕事をしてきた多部ちゃんが、今回の秘書役だけは「初めて自ら志願」されたんだそうで、ハンパない思い入れの強さが伺えます。
とは言え、この番組の主役はあくまで一般の「依頼者」ですから、秘書にはそれほどスポットは当たりません。顧問も最後に一言二言コメントを言うだけ。どんな大物が来ようとそのスタンスを変えないのも『ナイトスクープ』の魅力です。
それどころか、どの番組に出ても共演者をガチガチに緊張させちゃうショーケンさんに向かって、探偵の間寛平さんは平気で「健ちゃん」呼ばわりですからねw 寛平さんのキャラだから許されるんでしょうけど、あんな光景は初めて観ました。
まぁ、顧問は自分の出演映画とかLIVEイベント等の告知が出来る旨味がありますから、大物が出てくる必然性はあります。それに対して秘書は完全なアシスト役で、依頼文や告知文を読むだけの仕事。それを名だたる人気女優たちが嬉々として引き受け、多部ちゃんみたいに自ら志願しちゃう人までいるんだから、あらためて凄い番組だと思います。
今回の番組内容自体は、まぁ3本とも他愛ないもんでしたw 1本目、日本語学校の恩師に会いたい外人さんの依頼にはホロッと来たけど、割りとアッサリ再会出来ちゃったし、2本目の縮んだセーターを元に戻す依頼はそんなの無理に決まってるし、3本目の夫のチーズ嫌いを克服したい主婦の依頼は正直どーでもいいと思いました。
ただ、いかにも『ナイトスクープ』らしい内容の3本ですから、多部秘書はきっとご満悦だったことでしょう。特に2本目は『ナイトスクープ』ならではのナンセンスさで笑えましたw 基本はやっぱお笑い番組なんですよね。
とにかく多部ちゃんの本当に幸せそうな様子が見られて、タベリストにとっても至福の時間でした。今後も、どんな人が秘書を務められるか楽しみです。