2002年に劇場公開された、人気シリーズの第3弾。修学旅行先の香港で、長渕剛みたいな顔のタクシードライバー(トニー・ホー)に拉致された女子高生(伊藤かな)が、長期間に及ぶ監禁生活の中で長渕と心を通わせ、チョメチョメしちゃうというお馴染みのストーリー。
主演の伊藤かなさんが当時まだ17歳で、日本で撮影するには法的なリスクが生じるため、香港のスタッフにより香港でロケされた、実質的には香港映画となってます。
シリーズの顔である竹中直人さんは今回、修学旅行を引率する高校教師役。他にメジャーな俳優さんは出演されてません。
だけど本作は、シリーズの中でも特に評判が良かったみたいです。
まず、ヒロインがすこぶる美しいこと。もうちょっと成長してから撮られた、グラビア写真における伊藤かなさんはそれほど魅力的に見えないので、これは彼女が最も輝いてる時期を捉えたフィルムと言えましょう。
特に、お湯で身を清める場面における裸体の美しさ。湯気を上げるスベスベの白い肌、ボインぼよよ~ん!な乳房、そしてプリンプリ~ン!なお尻。全てがパーフェクトで素晴らしい!
女性の価値を年齢で計るつもりは毛頭ありませんが、ヌード写真だけはやっぱ、出来るだけ若い内に撮っておくべきです。勿体無いです。(乳首)
作品の内容自体、香港を舞台にしたことで色んなメリットがあったように思います。まず異国情緒があるし、同じ拉致監禁でも緊張感と絶望感が(日本国内より)ぐっと増します。
そして何より、言葉が通じない相手とのコミュニケーション、その変化を描く映画ですから、台詞に頼らず映像で全てを伝えないといけない。自ずと演出は丁寧になり、いにしえのサイレント映画みたいな味わいが生まれます。
拙いと言わざるを得ない伊藤かなさんの演技も、台詞を最少限に抑えたことで上手くカバーされてます。相手役の長渕もしかり。
両親を失い、唯一の家族だったペットの豚も死んでしまった長渕と、離婚して荒んだ生活を送る母と二人暮らしのヒロイン。
それぞれが背負う絶望的な孤独が、やがて共鳴していく過程も丁寧に描かれ、しっかり感情移入させてくれるからこそ、クライマックスのSEXシーンには自然と身体の一部がHOT! HOT!! になります。
このシリーズを観たことが無い人にどれか1本オススメするとしたら、まずはコレでしょうか。
トニー・ホーさん、「重装警察」では地下銀行襲撃に加担する警官の一人を演じていました。
まぁ、それ以外の出演作見たことないのですが…そうそう、もしも「重装警察」を紹介されるときは、私のブログの記事をぜひ参考に(露骨な宣伝ですみません)
失礼しました。