前回(マカロニがジュリーを撃ち殺した回)と同じ番組とは思えないほど、軽~い内容のお話ですw いかにも'70年代センスなサブタイトルにも、その軽さがよく表れてます。
☆第21話『バスに乗ってたグーな人』
(1972.12.7.OA/脚本=鴨居達比古&小川 英/監督=山本迪夫)
今回、またしてもマカロニ(萩原健一)が年上の女性に一目惚れします。
彼がバスで出逢ったグーな人を演じるのは、星 由里子さん。すでに東宝映画のドル箱『若大将』シリーズや『ゴジラ』シリーズのヒロイン役で知られた大女優で、クレジットには「特別出演」の文字が刻まれてました。
直前まで『太陽にほえろ!』と同じ国際放映スタジオで撮影されてた連ドラ『火曜日の女』でヒロインを演じており、星さんファンを公言するショーケンさんが熱心に口説いて、ゲスト出演が叶ったんだそうです。
そのせいか、今回のマカロニは笑顔が絶えませんw ショーケンさんがノリノリで演じておられるのが伝わって来ます。星さんとは実際に相性が良かったらしく、後にドラマ『風の中のあいつ』でも姉弟役で共演する事になります。
路線バスで出逢った星さんに一目惚れし、彼女を尾け回すマカロニw すると他にも星さんを尾行する男がいて、どうやら彼女の生命を狙ってるらしい事が判明します。
男は未解決殺人事件の犯人で、ファッションカメラマンである星さんが撮った写真に、事件当日のアリバイを崩す証拠が写ってたのでした。
お世話にも深みのあるストーリーとは言えずw、あくまでマカロニのアクションや星さんのファッションを楽しむ、純エンタメ路線。
東宝で星さんと同時期にブレイクされた、浜 美枝さんがゲストの第4話『プールサイドに黒いバラ』から続く系譜ですね。今回もマカロニのバイクアクションがあるし。(ただし出前用のスーパーカブだけどw)
見るからに聡明で気が強そうな星さんより、甘いフェロモン漂う浜さんの方が断然、私は好みだったりします。全くもってどーでもいい余談ですw
「俺の拳銃を返せ!」もレビューして下さると幸甚です(((^^;)
単なる我が儘なお願いですから、可能であればで勿論構いませんので(((^^;)
戯れ言程度に受け流して下さいm(__)m