クローズアップ・ショットがめっきり減っちゃったもんで、もし長さん(下川辰平)とのダブル主演作『こわれた時計 (#499) 』が無ければ今回、ナーコ(友 直子)の画像集は成立しなかったかも知れません。
勝手な想像だけど、ナーコのクローズアップ激減の理由は芸能界の序列システムにありそうです。
通常、ナーコの出番は刑事部屋のみ。ということは同じ日にレギュラー全員が撮影に参加するワケで、『太陽にほえろ!』に限らずテレビでも映画でも大スターから順番に出番を終わらせていくのが撮影の習わしゆえ、当然ボス(石原裕次郎)の出番が最優先。
となると最後まで待たされるのは新人のラガー(渡辺 徹)か、限りなく素人に近いナーコ。徹さんがDVDの映像特典における対談で「よく一緒に帰ったよね」と直子さんに仰ってたのは、たぶん結果的にそうなっただけの事でしょう。
で、午前0時を過ぎても撮影が終わらないなんて当たり前の世界ですから、学業に忙しくなってきた直子さんがそんな時間まで居残り出来なくなったのかも?
あるいは、デビュー時はまだ高校生ってことで(門限に間に合うよう)優遇してもらえたのが、大人になって甘えが利かなくなったとも考えられます。
なんにせよ『こわれた時計』が無ければホントに今回の記事は成立しませんでした。
ナーコが通勤バスの中でよく見かける小学生の少年から、壊れた腕時計をプレゼントされるんだけど、その時計の持ち主は最近起きた殺人事件の容疑者だった!
どうやら少年は殺害現場を目撃したらしいけど、大人への不信感が強くて何も証言してくれない。彼の心を開かせるのはナーコしかいないと判断した長さんは、二人の“歳の差デート”をボスに提案するのでした。
↑ジェットコースターに乗っても少年が無表情なのは、全神経をナーコのおっぱいに集中させてるから。小学生が無邪気な天使だと思ったら大間違いです。
↑すっかり大人の山さん(露口 茂)も、さりげなく肘でナーコのおっぱいを確認。
↑「ボス、ナーコのボインはまるで成長していません」「山さん、真実を追究し過ぎですよ!」「よし、令子の勝ちだ!」「全員、殺します」
そんな事もあってか、スコッチ、ロッキー、長さん、ゴリさんに加えて、ナーコもこの年の10月でレギュラーを降りちゃうんですよね。
その時点でマミー刑事=長谷直美さんのレギュラー入りが内定してたのかどうか分からないけど、ナーコの後釜はキャスティングされず、結果的に友直子さんが歴代最後の“マスコットガール”となりました。
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